臆病な僕でも勇者になれた七つの教え by 旺季志ずか ~ 自分を変えるための考え方 [書評]

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

旺季志ずかさんが書かれた「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」を読みました。

旺季さんは、テレビドラマの脚本家が本業。さすが、ストーリーに引き込まれました。

夕方に読み始めたら止まらなくなってしまい、夜更かし。翌日も仕事だったのに、結局通勤電車と昼休みで読み切ってしまいました。

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自分を変えるための考え方が分かる本

ストーリー仕立てで「七つの教え」を理解

青い髪に生まれ、「バケモノ」と呼ばれた少年が冒険に出ることで勇者となる。

この本は、このようなストーリーの中でコンプレックスを克服して、自分を変えるための考え方である「七つの教え」を学ぶことができる内容になっています。

主人公に感情移入することで、共感できる部分を自分に照らして考えやすいです。最近近い内容の本をたくさん読んでいる私ですが、改めて理解することができました。

「嫉妬」に対する理解が変わる

この本の中で「なるほど。考え方を変えてみよう」と思ったのが「嫉妬」に対する考え方。

誰かが手に入れているものを「羨ましい」と感じることありますよね。この本ではこの感情は、その相手が受け取っているものを、自分も手に入れられるという合図と書かれています。

「自分も同じものを受け取っても良いはずだ」と思うからこその「嫉妬」です。「あんなの自分には無理」と感じていたら嫉妬心も起こりません。

「自分が手に入れていてもおかしくないのに」と思うから、羨ましいのではありませんか?自分も手に入れる価値があるんだと思えば、そこを目指して向かっていけるんじゃないでしょうか。

「嫉妬」に振り回されずに、自分も同じ土俵に立っているのだと考えたいですね。

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思えば変わる。ネガティブ思考を変えたいあなたに。

最初すごくネガティブな考え方をしていた主人公が、考え方を変えることで龍と闘う勇者になるのがこの本のお話。

「七つの教え」が受け入れられない方には、その変化の仕方が都合良すぎるくらいの変化を遂げます。ファンタジーだと思うからこそ、受け入れられる内容だと思います。

ただ、この本で書かれている内容は最近読んでいる多くの本で、それぞれの著者の方が異口同音で書かれていること。

まずは、この本でこういう考え方があるんだと学んでみてください。自分を変えたいあなたにオススメの一冊。ぜひ!

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。