幸福のレシピ - 幸せを感じるための3つの方法

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Happy

『幸せ』について知っておきたい5つのこと」という本を読みました。

この本はNHKで放送された「『幸福学』白熱教室」という番組の内容を再構成したもの。

お金や仕事、人間関係と「幸せ」との関係について、最新の研究結果を基に「幸福」に関する5つのテーマについて書かれています。

今回はその中から印象に残った「幸福のレシピ」についてご紹介します。

幸せになるためには、その方法として3つの材料が必要だそうです。その3つとは何でしょう。

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幸福のレシピ - 幸せを感じるための3つの材料

人との交わり

Conversation

幸福になるための材料、その1つ目は「人との交わり」。

幸福度の高い人達の共通点を調べると、その共通点はたった1つ、社会との結びつきが強いこと。幸せな人たちはみな、友人や家族と良好な関係を築いています。

コーヒーショップで店員さんと短い会話を交わすかどうかで、幸福感に差があるかを実験したところ、会話を交わした方が幸福度がはるかに上がりました。その人が外交的か内向的かは関係なかったそうです。

内に籠もっていないで外に出て人と会話する。それだけで毎日の幸福感がすこし上がります。

親切

2つ目の材料は「親切」。

人と交わるだけでなく、人を助けようとする。例えば、ボランティア活動をすることは、幸福感に結びつきます。

本書では、多くの人に親切にすることが幸福感を高めるという実験結果も紹介されています。

「親切」の対になる「感謝」の気持ちも幸福に密接につながっています。

毎日感謝の気持ちを「感謝日記」に書くと、書いていないグループより驚くほど幸福感が増したそうです。

人に親切にして感謝もする。そのことを意識することが幸福に繋がります。

ここにいること

Participate
「幸福のレシピ」最後の材料は「ここにいること」。

今やっていることと別のことを考える。「うわの空」で物思いにふけることは、それが楽しい妄想でも幸福感に良くない影響を与えるそうです。目の前のことに集中しているほうが、物思いにふけるよりも幸福を感じます。

不愉快なことなら尚更です。日曜日に翌日からの仕事や学校について考えて憂鬱に過ごす。幸福な訳がありませんよね。

目の前のことに集中して取り組んでいくことが、幸福感に繋がります。

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まとめ

「『幸せ』について知っておきたい5つのこと」という本から、幸福感を高めるための「幸福のレシピ」の3つの材料をご紹介しました。

「幸せ」にも「仕組み」があるんだなと最近感じます。この本の他の内容も、人がどのように「幸せ」を感じるのかその「仕組み」が分かる内容で非常に面白かったです。

「幸せ」の仕組み、あなたは知ってますか?ぜひ、この本で学んでみてください。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。