インフルエンザでも風邪でもなく…

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

スポンサーリンク

突然の発熱

月曜日寒かったですね。

最初はそのせいかと思ってたんですが、朝から軽い寒気があって、昼頃から節々も軽く痛み出しました。

研修で途中で抜けにくいし、市販の風邪薬で何とか乗り切ったものの、帰りの電車で今度は貧血気味に。

次の停車駅が最寄り駅だし、目の前のおじさんは席を立ちそうなので座れそうだったのに、その席に座って一区間乗り続ける自信が無くて、途中下車。吐いたりはしませんでしたが、少し休んで落ち着いてから帰宅。

とにかく、帰宅するまでが寒くて寒くて。

家に帰り着いたら暖房つけて、布団にくるまって、3時間ほど爆睡。

目が覚めたら、明らかに体が熱を持っているので、体温を測ったら38度5分。

時期的に考えても、急な体温の上がり方を考えても、絶対インフルエンザだなと。

帰宅後は水分だけは小まめに摂るように意識したものの、何も食べる気にならず。

寒さのせいか何故かやたらとトイレが近くなったのもあって、最初の熟睡以降は寝たのか、寝てないのかよく分からない時間が朝まで続きました。

しかし、まさかこれがあと2晩続くとは。

インフルエンザじゃない⁉︎

インフルエンザ治療薬(今はタミフルじゃなくて、リレンザ?イナビル?)をさっさと貰って早く楽になろうと、朝一で行ったかかりつけの耳鼻科での検査の結果はインフルエンザ陰性。

感覚的に「こんなひどい風邪あるかい!」という症状だったのと、発症から短い期間だと検出されないことがあることをこの先生自身から前に聞いて知っていたので食い下がってみたものの、ジャッジ変わらず。

「ひどい風邪」と診断され、風邪薬と解熱剤、あと鼻汁を出しやすくする痰切りを処方されました。

この日、口にする気になったのは、シュークリーム1つと、小さいプリン1つ。あとはポカリ2本と後味が気になったので以降は水。

「食後」は、ほぼ存在しないので時間だけ指示に従って処方された薬を飲んだものの、これが気持ち、熱が下がったかなくらいしか効かない。

体温はずっと安定して38度以上。39度越えも何度か。頭の中は「やはりインフルエンザに違いない」しか無くなってました。

違う医院で再検査にトライ

翌朝一番で昨日とは違う近所の今度は内科へ。

風邪薬が効かないなら時間も経ってるし、今日はインフルエンザ陽性になるだろう。そしたら楽になるための薬がもらえる。ヤク、もっと効くヤクをください…

が、検査の結果は今日も陰性。

実はこの頃には別の症状を自覚してたんですが「風邪かインフルエンザ」の2択しか頭に無く、関係なさそうなその症状については触れず。全て伝えられていたら、もう少し早く状況が変わったかもしれない。

結局、今日の先生もそのままで良いと言った昨日処方された薬を飲み続けることに。

ただ、効かない薬は時間が経ってもやはり効きませんでした。

体温はずっと38度以上で全身が怠い感じ。
食欲は相変わらずまったく無し。

この日食べたのは、4つパックの小さいヨーグルト。あとは水だけなので固形物丸2日食べてません。痩せるかな。

インフルエンザと風邪以外の病気の可能性

絶対、風邪ではない。風邪薬が効かないだけじゃなく、そもそも咳、鼻水、喉の腫れといった熱以外の風邪の症状がこの時点まで全く無い。

でも、インフルエンザは2回も検査して陰性なのでこれも無い。

ここでようやく、それ以外の病気の可能性を考え始めました。

思い当たったのが、昨日のお医者さんで言わなかった「別の症状」。

寒かった発症した日だけでなく、それ以降も普段よりやたらトイレが近くなってました。
元々おじさんにありがちな感じで、トイレが近かったりスッキリ出ないことが多かったので、発熱とは切り離して考えてました。

たた、それがだんだん夜中でも30分間隔で行きたくなったり、行ってベッドに戻った瞬間にもう尿意があったりと、ちょっと異常な感じになっていました。

で、夜になって「発熱 頻尿」で見つけたのがこのページ。


参考
排尿症状を伴う発熱がある | 日本泌尿器科学会 (The Japanese Urological Association)【一般のみなさま】

男性の方の「前立腺炎」にある「発熱、全身倦怠感などの全身症状と、排尿痛、頻尿、尿意切迫感、排尿困難、下腹部痛、会陰部痛などの排尿症状をきたします。」が、私の症状と一致。

「食欲不振、脱水、全身倦怠感などが強いような重症例では、入院のうえ点滴による治療が必要です」に当てはまりそうなのが心配ですが、ようやく症状改善の望みが見えた。

風邪もインフルエンザもまったく関係無かった…

この時点で発症から丸2日が経過。

入院スレスレでした

近所に無いので一番近い泌尿器科を探して朝一で向かいました。

その直前に測った体温がこちら。

たぶん40度台の熱は出したことないので、個人的な最高体温。やばい。脳が溶ける。

泌尿器科の先生に状況を説明。
触診(お尻の穴に指突っ込まれました)の結果、腫れてるにしては押しても痛がらないけど、熱は持ってるので前立腺炎だろうねという診断が出ました。ようやく病名がはっきりした。

その場で血液検査と、抗生剤と水分の点滴を1時間半受けました。血液検査の結果があまり良くなかったらしく、翌日から毎日点滴を受けに来ること、その結果の推移次第では入院ということに。

入院と紙一重の状態にビビりつつも、ひとまず回復に一歩前進。

スポンサーリンク

一晩で平熱に!

泌尿器科では点滴とは別に抗生剤が処方されましたが解熱剤は無し。原因が良くなれば熱も下がるという考えでしょうか。

実際帰宅した時点ではまだ38度台後半。
ただ体温以外の部分がなんか違う。

急に胃袋の空っぽ感が感じられるようになって、めちゃくちゃ空腹に。2日以上固形物食べてないので一気に食べる気にはなれないのだけど、ヨーグルトとかゼリー類を買ってきてもらってお腹に。

あと多分体の倦怠感が取れたからだと思うんですが、夜になって体温が再び39度台まで上がっても辛さがまったく違う。良かった。治療法があってたみたい。

体温が下がるのは明日以降だなと思ってたら、就寝前に急に体が楽に。体温を測ったら36度9分!体の中で何があった。

翌朝起き抜けこそ37度台後半で少し上がってましたが、泌尿器科の受付時に再度測るとほぼ平熱まで下がってました。入院も無しで良くなりました。ほっ。

肝心の前立腺炎自体は尿の状態がまだ良くないらしいのでしばらく治療は続きますが、平熱でご飯が食べたくなる幸せを感じてます。

元々の問題も併せて、足が向かながちな泌尿器関連の問題をこの際きちんと治療しようと思います。

ちなみに体重は2kg程減りました。食べると戻っちゃう程度ですね。ダイエットも復調したらもうちょっと本腰入れないと。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。