遠近両用メガネの見え方と注意点

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先日、遠近両用とPC利用時に使う中距離用の2本のメガネを作りました。

年配の方が使う印象があった遠近両用メガネですが、眼科のお医者さんからは見え方に癖があるので若いうちから使って慣れておいた方が良いと言われました。

実際かけてみると、確かに今まで使っていたメガネとは確かに違う感覚

興味がある方もいらっしゃるようなので、特徴をご紹介します。

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遠近両用メガネの見え方と注意点

遠近両用メガネの見え方

まず遠近両用メガネの見え方です。

私は誤解していたのですが、遠近両用といってもレンズのどこかで境目があるわけではありません。累進レンズというそうですが、レンズの上から下にいくに従って徐々に度が変わっていきます。

レンズの上の方が遠いところに度が合っていて、下の方は手もとを見る時にピントが合うようになっています。

歩いたり普通にある程度遠い距離を見ている時は、レンズの真ん中から上を使っていることが多いです。一方、スマホとか本を読む時はだいたい視線を下に向けてレンズの下の方を使っていることがほとんどです。

普通に前を向いている時は遠距離用の度の部分を自然に使いますし、手もとを見る時はレンズの下の近距離に合わせた度の部分を使う形になります。特に意識しなくても良いのでいい感じです。

通勤電車で顔に近い位置でスマホの文字を読む時にちょっと辛くなっていたんですが、ちょうど見たい位置に近距離用のレンズがあるので、見やすくなりました。

遠近両用メガネの注意点

下を見た時の距離感

遠近両用メガネをかけて約1週間。基本的に違和感なく使えています。手もとの見えにくさがなくなったので、とても気に入っています。

ただ、普通のメガネをかけていた時とはやはり見え方が少し違います。眼鏡店の方によると2週間程度で慣れるということですが、レンズの場所によって度が違うことで気になることがあります。

一番気になるのは普通に歩いている時に、視線だけを下に向けた時です。

レンズの下の方は近い距離に度を合わせてあるので多少ボヤけるというのもあるのですが、それ以上に地面が思っているより遠く感じてしまうことがあります。

足を下ろしたところに地面がないように感じて、思わず足に力が入ったりします。

眼科でも眼鏡店でも足下を見る時は、視線だけでなく顔を下に向けて見るようにしましょうと言われました。

眼科で若いうちから慣れておいた方が良いと言われたのはこの点です。高齢になって度が進んでからだと、さらに距離感がおかしくなると思います。今のうちから慣れておくと、ずっと使えるようになりますよと言われました。

左右が少しボヤける

あともう一点。こちらは私の場合気になる程ではないのですが、上下と同じように左右に視線だけ動かして見ようとすると度が合っていなくて見えにくいです。

遠近両用レンズは上下方向で度を変えている関係で、度が合っている範囲が左右方向は少し狭いようです

眼鏡店で車の運転時にサイドミラーを見る時は、顔ごと向けて見るように意識してくださいとアドバイスされました。

ただ下方向に視線だけを動かした時と違って、距離感が狂うといったことはありません。

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まとめ

遠近両用メガネをかけ始めて約1週間。

その名の通り遠距離から近距離まで見えやすくなったので、とても満足しています。

今回書いた違和感にもだいぶ慣れてきました。ただ、中距離用のメガネから掛け替えてすぐのタイミングではまだちょっと違和感を感じますね。

これから長い付き合いになるので徐々に慣れていきましょう。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。