iPhoneでKindle本を引用する3つの方法 〜 書評記事に便利!

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書評記事を書いていると、記事の中に本の一部を引用したくなることがありますが、電子書籍のKindle本だとその引用を簡単に行うことができます。

そこで、今回はKindle本の内容をiPhoneでコピーする方法を3つご紹介します。

私はブログの記事のほとんどをiPhoneで書きますが、この3つの方法を使うことで引用を楽に行なうことができています。

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Kindle本の3つの引用方法

コピー&ペースト

最初の方法は最も単純な方法です。

まず、Kindleアプリで引用したい本の読みたい範囲にハイライトを設定します。

次にそのハイライトを選択して表示されるメニューから、上記の画像で囲ったアイコンを選ぶだけ。

貼り付けたいアプリ(私の場合はブログエディタのSLPRO X)でペーストすれば完了です。

本を読み返しながら書評記事を書くなら、この方法で十分です。

「Kindle: メモとハイライト」サービスを利用

次にご紹介する方法はAmazonが提供しているサービスを利用します。

あまり知られていない気がするんですが、これが劇的に便利です。

まず引用したい範囲にハイライトを設定します。これはコピー&ペーストする場合と同じ。

次に以下から、Kindleで利用しているAmazonのアカウントを使ってログインしてください。

Kindle: メモとハイライト

▲Kindleでハイライトを設定したことのある本が表示されます。

▲引用したい本を選ぶとこの通り、ハイライトの一覧が表示されるので、引用も簡単に行えます。

このサービス、最近リニューアルされたようで、以前よりも非常に見やすくなりました。

ハイライトを単なるマーカーと思っていた方は、使い方が変わるので是非使ってみてください。

iPhoneの共有メニューからEvernoteに送れる「Todayee Extension」

ハイライト機能には一点弱点があります。

おそらくコピー対策だと思いますが、たくさんハイライトを設定していると、それ以上ハイライトが設定できなくなります。

また、いったん上限に達すると、その本ではハイライトを解除しても、それ以上他の箇所にハイライトできなくなります。

そのような状態を避けるには、あらかじめたくさん引用したい場合には別の手段を取る方法があります。

それに使えるのが以下のアプリです。

「todayee extension」は色々なアプリのシェアメニューから、Evernoteにクリップするためのアプリです。

以下の記事で知りました。

インストールしたら、まずはアプリを立ち上げてEvernoteへのログインやクリップ先のノートを設定します。

▲引用したい場合、いったんハイライトを設定するのは同じ。ハイライト部分をタップしたら一番右のメニューを選びます。

▲シェアメニューが開くので「Todayee」を選びます。ただし最初は表示されないので、メニューの右端の「その他」を開いて表示するよう設定する必要があります。

これで選択した箇所がEvernoteに登録されます。

シェアして本のページに戻った後にハイライトを取り消せば、上限に達する心配はありません。

▲Evernoteを開くと、指定したノートブックにシェアした内容が貼り付けられたノートができます。

その日1日は同じノートにどんどん貼り付けられます。(手動でノートの切り替えは可能)

複数の本から平行して同じノートに登録が可能だということもあるのか、登録した箇所ごとに本のタイトルも貼り付けられます。

資料的な本から大量に引用したり、資料としてまとめる時に役立つと思います。

なお、このアプリはKindle以外のアプリのシェアメニューでももちろん利用可能。色々なアプリから1つのノートにクリップした内容をまとめることができます。

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まとめ

引用をうまく使った書評記事を書きたいです。うまく引用を使えると、説得力や分かりやすさが違ってきますよね。

今回はその際に使える機能、サービス、アプリをご紹介しました。Kindle本をよく読まれる方は参考にしてみてください。

ちなみに紙の本の場合は、引用したい部分を手作業で入力しています。

▲そういう時に重宝するのがこちらのブックスタンド。ちょっと場所取りますけどね。

あと今回引用のサンプルに使った本はこちら。ハイライトしまくりです。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。