この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
中1の長男の夏休みの課題を見ると、読書の課題にたくさんの古典文学の名前がありました。
全部読む必要はありませんが、選んだ作品についてレポートを書かないといけないようです。
森鴎外、芥川龍之介、太宰治、夏目漱石といった日本の文豪から、サマセット・モームにヴィクトル・ユゴーといった海外の文豪までより取り見取り。
結構な数が指定されているので、どれを読むかを決めるのも大変です。恥ずかしながら、親の私は古典を読んでこなかったので、どれがお勧めとか言えません。
書店で中身を見て読めそうな作品を選んでもらおうと思ったんですが、思い立ってAmazonで検索してみたところ、かなりの本がKindle版なら無料で読めることが分かりました。
▲お蔭でこの通り、名作文学が詰まったKindleライブラリができあがりました。
著作権が消滅した古典文学を青空文庫が電子化
インターネット上には、ボランティアの方が著作権が消滅した古い本を電子化して、フリーで読めるよう公開している「青空文庫」という活動が存在します。
今回見つけたのは、「青空文庫」で公開されている本のKindle版です。
「青空文庫」のサイトではKindle版は公開されていないので、有志の方が変換してくださったものだと思います。ありがたいです。
入手は簡単。読みたい作品のKindle版を検索して、無料で公開されているものが無いかを確認するだけです。
▲例えば、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を検索してみると、こんな感じで青空文庫版が見つかります。えんじ色の表紙が目印です。
有料のものは作品集だったりして、他の作品も収録されている本が多いので同じものではないですが、読みたい作品が決まっているならば選ばない理由はないですね。
▲読む本を決めていないときは「青空文庫」で検索すると、他にもたくさんの本が見つかります。
海外の作家は少なめなのと、著作権が切れていない比較的最近の作家の作品は対象外ですが、かなりの作品を入手できました。
私のお古のKindle paperwhiteを長男用にセットアップして、彼に渡しました。
夏休みの読書に良いですね。しっかり読んでもらおうと思います。私も今更ながらいくつか読んでみようと思います。