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書いた日記を振り返って自分のために役立てる。最近読んだ本にそういった課題に対する解決のヒントがありました。
少し前に何をしていたか、こういうことって、すぐに忘れてしまいます。
例えば、3ヶ月前あなたはどこに行きました?誰と会いました?
案外思い出せないんじゃないでしょうか。
iPhoneを持ち歩くようになり、こういった活動の記録、いわゆるライフログを残すことができるようになりました。
アプリを使って日記も手軽に書けるようになりました。
3日坊主だった私が、1年以上日記を書き続けています。簡単な記録だけですけどね。
ただ、せっかく残した記録を残しているのに、それを振り返ることができません。たまに「あそこにいつ行ったっけ?」という感じで検索して見る程度です。
コボリジュンコさんが書かれた「1年後の毎日が変わる! あなたの夢を叶える「100年日記」」を読むと、せっかく書いた日記を読み返して活用するための工夫を知ることができます。
過去の日記を定期的に振り返るには?
過去の日記を見返す仕組みを作る
過去の自分を定期的に振り返る。このためにこの本で紹介しているのは連用日記。
連用日記とは、毎年同じ日の日記を同じベージに書き込む形式になっている日記。ある日の日記を書こうとすると、過去の同じ日の日記が目に入るようになっています。
この形式の日記、日記売り場に「10年日記」として売られているのは毎年末によく見かけます。ただ、これ結構重いのと最長でも10年という期限付き。
この制限を取っ払うため、この本ではルーズリーフを使う方法と表計算ソフトを使う方法を紹介しています。10年と言わず、100年でも続けられるから「100年日記」です。
「100年日記」は夢を叶えるためのツール
「100年日記」は目標を達成し「なりたい自分」になるためのツールです。
日々の記録を定期的に振り返り、1年前、2年前の自分との変化を確かめる。
そのために、毎日何を書くと良いか、その結果を定期的に振り返るためにはどういうフォーマットを使えば良いか。
連用日記だけでなく、書いた内容をどう役立てるのか。月単位でどういうことを整理しておけば良いか。
本書ではこういった内容がコボリさんの実際の経験とともに紹介されています。
さっそく取り入れてみる
私の場合、「Day One」というアプリで割と長く日記を書いています。
後でまとめて書き出したりもしていますが、確認したら2年前の6月からは毎日連続で記録を残していました。でも本書を読んで「100年日記」もやってみたいと思いました。
「100年日記」は一言でも良いと書かれてましたし、1年前の記録を見返すというのが楽しそう。日々の日記のインデックスとして別途初めてみようと思います。
表計算ソフト(Googleスプレッドシート)は、今も週次レビューシートを作っていました。そこに同じように日毎の記録を書く欄を設けてたんですが、うまく回せずじまい。
そういうこともあって、ちょっと不安はあります。ま、何事もやってみないと分からないのでやってみましょう。楽しみです!
調べたらiPhoneの日記アプリで同様のコンセプトのものもありました。