子供用のスマホ選び ー イオンスマホにしてみました

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

(2016.10追記)本記事の以下の内容は2014年7月時点のものです。現在は格安SIMを提供するMVNOが増えて条件等かなり変化しています。

また、現在長男は格安SIMを利用し始めた私と同じmineoに乗り換えました。

長男に持たせる電話をどうするか検討してましたが、イオンスマホにしました。

イオンスマホ

高学年になって、塾やらサッカーやら何やら忙しそうな、うちの長男君。

連絡をさせるのに、小学校に入ってすぐ位に指定の番号以外には発信できないキッズ携帯を持たせました。 電話が必要になるケースも少ないので、3年間はキャンペーンで基本料が無料、親も同じキャリアを使っていて通話料も無料というのが助かってました。

ただ、それから3年経ってキャンペーンが終わってしまうので、どうしようというのが、ここのところの懸案事項。

彼ももう高学年。ふだんから自宅のWifiで私のタブレットやら、乗り換えて使わなくなったiPhone 4を使いこなしてます。自分のスマホを持たせてやってもいいかなとは思ったんですが、3大キャリアは基本料金が高いです。通話し放題のプランとか、電話かける頻度が低い人間には値上げでしかないですよね。

ということで、ドコモの回線を使ってサービスしている「格安SIM」を検討しました。

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最後まで迷ったけど「イオンスマホ」

どこにしようかと調べた際の基準は、「できるだけ安い」と「電話番号が使える」の2つ。

通話についてはLineの音声通話がメインになりそうですが、自宅の電話にかけて欲しいこともありそうなので電話番号はやはり欲しいと思います。

また、通信量については、自宅のWifi環境以外ではYoutubeなどの利用をさせない前提なので少なくて良いし、速度もLTEである必要はありません。

このような条件で候補に残ったのがOCN モバイル ONEとイオンスマホでした。

(2016.9追記)「イオンスマホ」は、この記事の後「イオンモバイル」として独立したMVNOになりました。可能な範囲で現状を追記していますが、本記事はBIGLOBEと提携した時点での内容です。

「OCNモバイルONE」 価格は安いが電話は050plusを利用

OCNモバイルONEは、毎月定額900円から高速LTE通信が使える格安SIM。

端末はSIMのみを購入して、端末は自分でドコモの白ROM(SIM契約無しの端末のみ)を調達するか、端末セットを選ぶ形です。スマートフォンの端末セットで選べるのは3.5インチの「freetel」。

こちらの場合、端末は15,000円。電話番号が欲しい場合は、IP電話アプリ「050 plus」を使うことになるようです。 その場合、回線の料金は最安の50MB/日コースで毎月1,050円。

IP電話で050番号ってのが使った経験ないのでひっかかるのと、セット端末の「freetel」がイマイチな感じが。そうかと言って白ロムの調達もちょっと面倒だなというのがネック。

使い古しのドコモスマホを使うのであれば、「050plus」で良いか次第ですが、こちらでしょうね。

(2016.9追記)現在は「スマホセット」として端末の選択肢も増えていますし、音声対応SIMの提供も行っています。上記に対応する「050 plus」付の最安のデータ通信専用コースも110MB/日で毎月1,050円、音声対応SIMだと同じ通信容量(110MB/日)で1,600円です。さすがに諸々、条件は改善していますね。

「イオンスマホ」 5インチ端末で普通に電話が可能

一方のイオンスマホ(第2弾の方です)は、端末とセットでイオンが提供しています。

こちらの場合、端末もプランも選択の余地は無し。 端末が15,120円で、通信料は月1GBまでで毎月1,350円(24ヶ月を過ぎると1,600円)。SIMはBIGLOBEが提供しているものですね。

端末はAndrold4.4で5インチ、細かいスペックはそれなりですが子どもには十分かな。というか、5インチって私のiPhone5よりでかい。

通信料がOCNモバイルONEの最安パターンと比較して、300円高いのが気になるところ。 OCNモバイルONEをイオンスマホと同じ月1GBコース(050plus付き)にしても、毎月1,250円(のはず)なので100円高いですね。

(2016.9追記)上記のとおり、現在はBIGLOBEのSIMは現在提供されず独自のSIMが提供されています。音声通話プランの選択肢も増えていますが、最安で500MBプランの1,180円/月、上記と同じ1GBプランだと1,280円/月なのでこちらも条件は改善しています。音声通話プランなら現在でもこのプランは最安の部類に入ると思います。端末の選択肢はこちらも増えています。

IP電話なのが気になってイオンスマホに

最後まで、OCNモバイルONEにしようかなと思ってたんですが、最後は300円差ならいいか、とイオンスマホにしちゃいました。

子どもが電話するのは親の助けが必要な時も多いので、IP電話の使い勝手とか信頼性が気になっちゃいました。

イオンで実際に端末に触ってみて、反応速度とか何の問題も感じなかったのも大きいです。

開封の儀
▲パッケージの内容はこんな感じ。充電用のアダプタとUSBケーブル、コントローラー付きのイヤフォンが同梱です。画面保護用の光沢フィルムも1枚中に入ってました。

購入するなら20、30日にイオンカード提示で5%お得

まったく気にしていなかったのですが、購入したのは20日。毎月20日と30日は、イオンのお客さま感謝デーで、イオンカードを提示すると5%オフ。イオンスマホも機種を一括購入すると、その対象でした。

1,000円弱ではありますが、ちょっと得しちゃいました。興味ある方は頭に入れておくといいですよ。

イオンスマホは、ネットのイオンショップでも入手可能です。こちらからどうぞ。

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まとめ

子供のスマホをどうしようと色々調べているうちに、格安SIMの情報に少し詳しくなりました。

3大キャリアで通話料定額ブランが当たり前になってしまった今、毎月の最低料金が高くなってしまってます。 そんな中、月1,000円強からスマホが使えるというのは、とても魅力的。

私のように通話の必要性があまりない人は、今後こういった格安SIMへの乗り換えも検討した方がいいですね。 私が使うなら、OCNモバイルONEでいいかなと思いました。iPhone6でSIMフリー版が早い時期に出るようなら考えてみようかな。

今後の選択肢が増えました。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。