カリスマ講師 湯ノ口弘二さんの講演が素晴らしかった!-「ツナゲルアカデミー2期 第5講」

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ツナゲルアカデミー 2期 第5講

ツナゲルアカデミーの2ヶ月に一度の定例会に参加してきました。

気付けば第2期も第5講まできました。見知ったメンバーと継続して学び続けることで、とても良い雰囲気の「場」ができています。

今回、この「場」が非常に重要だということを学びました。

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本当の話をしよう

まずはいつものように、レギュラー講師である立花さんと、奥様の彩さんのお話から定例会は始まります。

お二人の講演のテーマは「本当の話をしよう」。

お二人がそれぞれ発行されているメルマガにも使われているこのキーワード。

立花さんからは正しい情報を知ることの重要さ。そして正しいことを知ると行動や感じ方が変わることについて。

彩さんからは自分の本当の気持ちを知るために、3つのセンター(頭、ハート、肚〈はら〉)の声を聴くことについてお話がありました。

どちらのお話もとても面白かったんですが、立花さんのお話が後半の内容にシンクロしたのが印象的でした。

ゲスト講師 湯ノ口弘二さんの講演が素晴らしかった!

メンバーによるライトニングトークを挟んで、後半はメインイベントであるゲスト講師からの講演です。

今回のゲスト講師は湯ノ口弘二さん。

湯ノ口さんは人財育成を行っておられるコミュニケーションエナジーの代表取締役。

立花さんによるご紹介から一部引用します。

ソーシャル・アントレプレナー、湯ノ口弘二さんは、立花・大塚夫妻が一昨年から受講しているCCL(Corporate Communication Leadership)という研修講座を運営するコミュニケーションエナジー社の社長であり、その講座の講師でもあります。

湯ノ口さんは日本創造教育研究所(日創研)、CCLといった、企業経営者向けの研修・セミナーで、カリスマ講師として知られている方です。

その講義は「人間の生きる本質」「人のあり方」を追求するもので、原理原則を明快に、そして楽しく語っていただけます。

さらに詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

中嶋悟氏に師事して、レーシングドライバーをしていたこともあるという凄い経歴をお持ちです。

湯ノ口弘二さん

湯ノ口さんはふだん数百人レベルのホールでの講演か、企業の経営者向けに登壇されるのがほとんどだそう。

ツナゲルアカデミーのような場でお話を聴けるのは非常に貴重な機会だということで、今回私もとても楽しみにしていました。

この講演だけは聴きたいと、予定がある中でこの時間だけ聴きに参加したメンバーも何人か居ました。

「場」の力による「相互作用」

湯ノ口さんの講演は、一言でいうと「物凄かった」。

聴いている側を巻き込んでお話をしていかれるので、ハッと気付いたら時間が経っていました。

そのお話の中で何度も言われていたのが「場」の大切さ。

自分が関わる世界を「場」と考えて、その中に含まれる相手に心を向けることで「場」の力を発揮させることについて、何度もお話されていました。

「場」が良いとその中に参加する人との「相互作用」でパワーが生まれます。

プレゼンをしている時にするつもりがなかった話をしてしまったり、ディスカッションが盛り上がって思いもよらないアイデアが出てきたりしたことはないですか?

例えばこれがその「場」に参加している人たちの「相互作用」の結果、生まれたパワーです。

湯ノ口さんの「場」の作り方が非常に巧みなこともあり、今回の講演という「場」はいろいろな学びを深めているツナゲルアカデミーメンバーとの「相互作用」もあり、非常に熱気のあるものになりました。

湯ノ口さんは「場」の良さを感じて、講演直前に話す内容をグレードアップしてくださったそうです。参加していた私もなんだか誇らしい気持ちになりました。

何を知っているかによって見える世界が違う

自分が何を知識として持っているかによって、物事に対する考え方は異なってきます。

正しい知識と情報を持っているかどうかで、物事に対する感じ方や行動が変わってくるというお話が印象に残りました。

例えば中国について、新聞やテレビ、ネットで悪く言われている情報しか持っていない人と、実際に中国に行って現地の人たちと交流している人では中国に対する考え方は変わってきます。自分が情報を直接見聞きしていれば、メディアでどんな情報が流されても惑わされないのではないでしょうか。

伝聞で知った知識ではなく、情報を自分の目で見て直接聞いて得ることが大事。そのためには「場」を大事にして育てた、人間関係が大事になってくるという内容でした。

そしてこれは冒頭の立花さんのお話にも通じること。本当のことを知っていると物事に対する感じ方がまったく違ってきます。事前に打合せしていた訳ではないのにシンクロしたお話で驚きました。

また毎回メンバーが行っているライトニングトークにも、新しい視点が得られるという意味があるのだなと感じる内容でした。

「あり方(Being)」と「やり方(Doing)」

「自分は何者か?」「自分の使命は何か?」

この自分の「あり方(Being)」に対する答えを「自分探し」として求めていたりしないでしょうか。

とにかく行動しないとこの答えは見つからないというのが湯ノ口さんのお話。

悩んでいる暇があったら、まずは「世の中は何に困っていて、自分には何ができるか」を考えて行動する。行動しながら「あり方(Being)」について自分への問いを持つ。その中で湧いてくる気づきをキャッチする。

上手くいかない時は「あり方(Being)」を責めるのではなく、「やり方(Doing)」を変える。

まずは行動する。駄目ならばやり方を変えてまた行動する。この内容を聴いていて、以前同じツナゲルアカデミーで伺った奥田浩美さんのお話を思い出しました。まずは行動しよう。

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あとがき

整理して書ききれなかった内容もあるのですが、湯ノ口さんの講演はとにかく密度が濃い講演でした。

湯ノ口さんは演台より前に出て私たちに近いところで話をされていたので、前から2列目で聴いていた私はものすごいパワーを感じました。

これは会場で聴かないとわからない感覚でした。貴重な講演を聴くことができました。

考え方の根幹に関わるお話でした。これが湯ノ口さんのおっしゃる「原理原則」なのだと思います。深い内容でまだ咀嚼しきれていませんが、自分の行動、思考の変化につなげていきたいと思います。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。