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先日、ツナゲルアカデミーでお話を聴かせていただいた、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」を読みました。
最近、テレビやネット上で活躍されている、はあちゅうさんがこれまで何を考え、どう行動してきたかがよく分かる本です。
メディアで露出している部分だけを見ていると、なんだか勢いで有名になってキラキラしている女性というイメージを持っていました。
でも、この本を読めば、それは決して運や勢いによるものではないことがわかります。彼女が行動して、結果を積み重ねてきた結果なんです。
いろいろ失敗も重ねてきたのだとは思いますが、行動していることが自分と異なる点。
読みながら、今まで生き方に対して強い意志を持たずに流されてきたなと考えてしまいました。
自分で考え、行きたい方向に自分の意志で向かうために行動する。
ずいぶん年下の彼女ですが、そんな基本的な点について見習いたい点が多く書かれている本でした。
人生をつくるのは、行動だけ
この本では、最初に学生時代の負の体験から始まって、自分に対する批判をエネルギーにしていることが語られています。
その中で書かれている「小物たちが私のアラを探しまくっている間に 、私は大物になるために頑張るのです 」といった発言が、とても刺激的。わざわざ煽らんでもとは思いますが、このストレートさがこの本の面白いところ。
心当たりのある方は、ぜひ負けずに大物になっていただきたいです。小気味よかったです。
以降、はあちゅうさんが行動する上で考えていることが書かれています。
「人生をつくるのは、行動だけ」と書かれていますが、その「行動」を続けていく上での考え方が参考になりました。
この本のレビューを見ていると、自慢が多いようなことが書かれています。でも、まったくそんなことは感じませんでした。
書いてる意図が違いますね。凄いでしょ、褒めてという意図ではないですよ。こうすればこういう結果が実ったと書かれているだけです。
自分もそうなりたいと思った点については、見習える点を見習って、行動に繋げようと思います。
印象に残った言葉
先日話をお聴きしているときにも感じましたが、刺さる言葉が多かったです。
印象に残った言葉の一部を紹介します。
- 自信がないことを言い訳にしているうちは、自分のことが嫌いになってますます自信がなくなるだけ。それはたんなる「甘え」だと思います。
- 自分の身近な人が活躍するのを目の当たりにして、「自分だって」と奮起すること。勝手にライバルを決めて、その人を目指し、何者かになろうと奮闘すること。小さな世界でもいいから、認めてもらうこと。
- 向上心や夢がない生き方なんて、ただ、死ぬまでの時間をつぶしているだけだと、私は思ってしまいます。そんなの、息をしているだけで、死んでいるのと同じです。
- 自分のした仕事の価値が「食べていける」レベルのものだったら、私は、そこまでしかいかなかった自分の実力を恥じます
真剣に生きる
この本で書かれているのは、言い訳をしたり、他人のせいにせずに真剣に生きることの重要さ。
誰かに批判されたことすら燃料に変えて、行動していたらできないことはないということかなと思います。
批判を受けることの多い彼女ですが、自分と合わない人の足を引っ張っている暇があったら、自分のことを考えたいですね。
まだ、自分の人生に対して真剣さが足りない。そう突きつけられた本でした。行動しましょう。