「ミッション」by 岩田松雄~あなたの「火花散る一瞬」はいつ?[書評]

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

岩田松雄さんの「ミッション」を読みました。

岩田さんは「ザ・ボディショップ」を運営しているイオンフォレストの社長や、「スターバックス」の日本法人のCEOを歴任してこられた方です。

「私たちは、何のために働くのか。どうやればやりたいことが見つかるのか。」

この本では、その答えを見つかる鍵となる「ミッション」について、経営者そしてリーダーの観点から書かれています。

スポンサーリンク

「火花散る一瞬」はいつか

本書の前半では「ミッション」の重要さと社員がその会社で働く人に与える影響について、書かれています。

読んでいて感じるのは、ミッションが腹落ちしてそこに魅力を感じると仕事が物凄くやり甲斐があるんだろうなということ。

本書で描かれる社員の方達が、とても羨ましく感じるんですよね。

岩田さんはビジネスが価値を生む瞬間を「火花散る一瞬」と表現されています。その一瞬を生み出すことがミッション。

自分の会社でも「ミッション」が掲げられています。でも、自分はそういう観点で理解して、自分の仕事に落とし込んで腹落ちできていませんでした。

本書の後半では、自分のミッションを作り、育てるためのヒントが紹介されています。参考にして、「ミッション」意識していきたいと思います。

スポンサーリンク

自分の「ミッション」について考えてしまう一冊

この本を読んでいて感じるのは、岩田さんは勿論なんですが、出てくる方が自分のミッションに真摯に向き合っていること。

ミッションを明確にして、夢中で毎日の仕事に取り組もう。そういう気持ちになる一冊でした。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。