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佐々木正悟さんが書かれた「一流の人は仕事中に眠くなったらどうするのか」を読みました。
佐々木さんは仕事の進め方を心理的な観点から分析した本やブログをたくさん書かれています。
「ライフハック」や「タスク管理」というキーワードに興味を持った頃からなので、ずいぶん昔からブログの記事をよく読ませていただいてきました。
どう考えたり行動したりすると、人は効率的にタスクを進めることができるのか。
努力や根性ではなく人間の心理的な反応を科学的に捉えた解説が「気合い」と「根性」の世界から隔絶されていて、論理的な思考で行動したい私には非常に参考になっています。
主宰されたネット講座を受講させていただいたこともあって、個人的にはこういった分野での「師匠」的な存在だと感じています。
今年初めてお目にかかることもでき非常に嬉しかったのですが、実は年下だと最近知ってショックを受けたのは内緒です。私も頑張らねば。
心理面から見た仕事術に関するヒントをクイズ形式で学ぶ一冊
話が逸れましたが、今回読ませていただいたこの本では、仕事をする中での人間の心理的な反応を上記の画像のような三択クイズとその解説という形で構成されています。
タイトルからすると睡眠に関する本を連想するんですがそうではなく、心理面から見た仕事術に関するヒントが書かれた一冊です。クイズ形式で考えさせてから解説という構成が面白いです。
画像にあるように、本書のタイトルもこのクイズのうちの1問です。ただ「一流の人は」というフレーズは本文にはありません。これはタイトル用にインパクトを狙ったものかな。
全部で36問解説されているその他のクイズの一部を以下にご紹介します。
- 仕事の合間に休憩をとるならベストタイミングはいつ?
- 頭がモヤモヤとして気が散る状態を解消したい場合は?
- 会社に行きたくなくなったらどうする?
- 「時間が足りない」と悩んでいるときに、まずすべきことは?
どれも仕事をしていると身近に感じることをクイズにしているので、つい読んでしまいたくなります。
1問に対してそれぞれ数ページで解説されているので、非常に読みやすい構成にもなっています。
精神論で頑張る仕事方法に疑問を感じている方に特にお薦めな本だと思います。良かったら読んでみてください。