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いつ、どこに居たのかを記録するのに、いつの間にか強力な方法が登場しました。
撮った写真まで一緒に確認することができるので、後で記録を見ていて楽しくなるアプリ。
お出かけの記録にも最適です。
移動履歴の記録に強力なツールが登場
現在、移動履歴を記録するのに、「Moves」と「僕の来た道」という、2つのiPhoneアプリを使っています。
どちらもほぼ何もしなくても、いつどこに居たかの記録を残してくれる、私のライフログには欠かせないアプリです。
ところが、ブログを書くのに先週末の山梨へのドライブでの記録を確認しようとしたところ、「Moves」のログが消失。前日まで確認できてたんですけどね。初めての経験でした。
「僕の来た道」の粗めの記録はあるものの、記事を書くのに滞在時間や移動経路、移動経路を確認したかったので、残念な感じに。
そういえばと、思い出したのがGoogleマップのロケーション履歴機能。
以前はPCのGoogleマップの分かりにくいメニューからしか確認できなかったり使うのが面倒な機能で、記録を蓄積するように設定していたかも曖昧だったのですが、とりあえずGoogleマップアプリを起動してチェックしたところ、こんな記録が出てきました。
▲一部の履歴情報を手動で修正しましたが、ぼぼ何もしない状態です。
立ち寄ったガソリンスタンドの記録まで記録されていた上に、各スポットで撮った写真まで表示されています。細かく正確に記録され過ぎていて、怖いくらいです。
「何だこれは!」と調べたところ、iOS版のGoogleマップに最近追加された「タイムライン機能」でした。Android版には以前から実装されているようです。
参考: iOS版「Google マップ」に“タイムライン”機能が追加 ~過去の移動履歴を手軽に検索 - 窓の杜
そこで次の項ではこの機能の利用方法と、記録のオン/オフの方法を紹介します。
なお「Googleマップ」アプリはこちらです。
Googleマップのタイムライン機能の使い方
タイムライン機能の利用方法
タイムライン機能では、iPhoneを使っている場合、以前はPCの分かりにくいメニューからでないと確認できなかった移動履歴が、簡単に確認できるようになっています。
「Googleマップ」を起動したら、左上のボタンからメニューを開いて「タイムライン」を選択します。移動履歴を記録している場合は、これだけで先ほどのような記録を確認することができます。
もし移動履歴が記録されていない場合、あるいは逆に記録をやめたい場合は、次にご説明する設定を行う必要があります。
位置情報の履歴を記録する方法
まず、先ほどタイムライン機能を開いたメニューで「設定」を選びます。
▲設定画面では「個人的なコンテンツ」を選び、一番下のロケーション履歴の項目を確認します。ここが「オン」なら記録されていますし、「オフ」なら記録されていません。
▲設定を変更したい場合は、ロケーション履歴の項目を開きます。一番上の設定で全体の記録のオン、オフを切り替えられます。
Googleアカウントでログインしている端末を複数持っている場合は、端末ごとの切り替えも可能です。複数の端末から履歴を記録すると記録が分かりにくくなるので、常時携帯する1台だけにしておくと良いです。
写真は「Googleフォト」にアップ
タイムラインに表示されている写真は「Googleフォト」にアップロードした写真です。
タイムライン機能の利用に関係なく、iPhoneの写真のバックアップに便利なので以前から利用しています。
▲Googleフォトアプリの設定で「バックアップと同期」機能をオンにしておくだけです。「アップロードサイズ」を「元のサイズ」ではなく「高画質」にしておくとアップロード容量は無制限です。
他のサービスと連携できないのは不満ですが精度は怖過ぎるくらい
何も修正していない時点での精度が「Moves」と比べても高いので、これがGoogleに集められてるのかと思うと正直怖いくらいの機能です。個人情報の取り扱いが気になる方は記録をオフにしておくと良いでしょう。
他のサービスやアプリからこの記録が確認できなかったり、データをエクスポートできない点は残念ですが、ライフログとして凄いデータだと思います。旅行の時だけオンにしてみるなど、うまく活用してみてください。
旅行記録のためのアプリについては、以前書いた以下の記事も参考にしてみてください。