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自分の生活の記録をライフログとして残すのが好きで、色々なiPhoneアプリを試しています。
できるだけ手間なく、でもできるだけ正確な記録が残るアプリを厳選してきました。
その結果、ここ数年の行動や移動のログはだいたい残っていると思います。
年末から、この記録用に使っているアプリに1つ新顔が加わりました。
ほぼ手間無しで放ったらかしですが、週次や月次で自分の行動を振り返るのにとても良いアプリなんです。
フル機能を使うには、最初のお試し期間の30日間を過ぎると年間1,000円が必要なのですが、気に入って課金してしまいました。
どんなアプリか、以下でご紹介します。
自分の時間の使い方をほぼ自動で記録して振り返る
まずは日々の記録から
今回ご紹介するiPhoneアプリは「Life Cycle」です。
睡眠ログアプリの定番「Sleep Cycle alarm clock」と同じ開発元の海外アプリです。
このアプリでは、毎日の生活でどこで何をしていたかを自動で記録して、その配分を確認することができます。
▲まずは1日の行動を記録すると、1日の時間配分がドーナツ状に表示されます。
iPhoneの動作状況から推測していると思うのですが、自宅に居る時間のうち、睡眠(していたであろう)時間は別に分けられます。
最初のうちはどこで何をしていたかアプリ側で認識できないので、「?」になっている箇所を選んで学習させます。
▲「?」の箇所を選ぶと、その時間にどこで何をしていたかを入力する画面になります。
最初は例えばこの画面のように、職場のビルで仕事をしていたと設定しておきます。
同じように自宅も設定しておくことで、家で過ごした時間と仕事をしていた時間が自動で記録されていきます。
▲場所の設定は近辺の候補が表示されるので、そこから選ぶか自分で名前を付けます。
行動の方も英語でですが、最初からいくつか選択肢が用意されています。もちろん「飲み会」のように自分用にオリジナルの行動を設定することも可能です。
一度設定してしまえば、次回からその場所に居た時は以前と同じ行動をしているのだと判断して、自動で記録が残っていきます。
場所や行動の判断が間違っていることもよくあるので、週次や月次の振り返りの際に気づいたら修正しています。
週次、月次で生活配分の振り返り
1週間、もしくは1ヶ月記録が溜まると、その単位でまとめたドーナツグラフが作成されます。
例えば、このような感じでこの期間、何にどれくらいの時間を使ったのかと、その前の期間と比べて、家と会社のそれぞれに居た時間、あと睡眠時間が増えたのか減ったのかをチェックすることができます。
さらにこれは有料オプション申し込み後になりますが、行動それぞれについての分析データを使っての振り返りも簡単に行えます。
▲行動それぞれの時間の推移グラフです。歩いたり走ったりするよう意識した結果が、睡眠時間を長くとるようになっている傾向が分かります。
また個別の詳細データを見ると、さらに何曜日にどれくらい行なっているか、その際に行った場所はどこかまで、確認することができます。
▲例えば、買い物のデータをチェックすると、長時間のショッピングはやはり週末に多いことと、この期間、本屋とアウトレットによく行っていたことが分かります。
自分の生活パターンを見直したい方にオススメ
初めて行った場所や、前とは違う行動を行なった場合に後で修正しないといけませんが、記録の精度が高くて、自分の生活の記録をかなり手軽に確認できるアプリです。
自分が平均何時間くらい会社にいて、月に何回くらい外食していて、買い物はどこに多く行っているか。
こんなデータを手間なく確認することができるようになります。
生活の見直しに行動レビューを取り入れてみませんか。このアプリ、オススメです。