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「ノーリバウンド・ダイエット」という本を読みました。
タイトルからして魅力的なこの本では、予防医学の研究者である石川善樹さんが提唱する、無理せず続けられてリバウンドを防ぐダイエット法が紹介されています。
漫画家のなとみみわさんが、実践した内容を描いた漫画が随所に盛り込まれていて、とても読みやすい内容になっています。
私自身は現在18kg減からのリバウンド中です。
いろいろ試してはいるものの、効果がなかなか出ません。
そのため、一時期的な「痩せるための大きな努力」ではなく、この本で紹介されているダイエット後も続けられてリバウンドを防ぐ「小さな習慣」がとても参考になりました。
本やネットで色々なダイエット情報を仕入れてきた私にとっても、初めて知った方法もあって面白かったです。
紹介されている方法は、どれもすぐ実践して続けられるもの。早速、毎日意識するようになりました。
リバウンドしないダイエットのための「小さな習慣」とは?
これまでのダイエット法との違い
多くのダイエット法では「痩せるための大きな努力」を行うための手順を紹介しています。
この「大きな努力」によって痩せることができるかもしれません。
ただその後、その体重をキープすることが必要になります。
私を含めてリバウンドしてしまった人は、このキープに失敗したことになります。
このことに対して、この本では以下のように書かれています。
これまでのケースでは、痩せるための大きな努力ができたとしても、落とした体重をキープするところで、たくさんの人が失敗してきました。それならば、順番を逆にして小さな習慣を身につけてから、大きな努力をしたらどうだろうと考えたのです。
ダイエットのためにこの「小さな習慣」を身につけ、ダイエット後も変わらず続けていくことでリバウンドを防ごうというのが、この本で紹介されている内容です。
この本で「小さな習慣」として具体的に紹介されている行動。それは食事と運動に関するちょっとした方法です。
「食べたい」欲求を抑える方法
食事に関して紹介されているのは、「食べたい」欲求を抑える方法です。
どんどん食べたくなるのは、私を含めてダイエットが必要な人が好みがちな、脂と糖と塩から成り立つ高カロリーな「アッパー系」の味には、食べれば食べるほど、もっと欲しくなる特徴があるからだそう。
そこで、出汁の効いた、薄味でも満足できる「ダウナー系」の味を好む味覚に変えることで、自然と食べ過ぎを抑えられる味覚に変えるための方法が、この本では紹介されています。
また、食物繊維から食べることで、肥満に繋がりやすい血糖値の急な上昇を抑える「食べ順」を見直す方法についても合わせて紹介されています。
「食べ順」の変更については知っていたのでこれまでも意識していました。
すぐ取り入れられる簡単な方法なので、味覚を変えるための方法も早速意識するようになりました。
運動嫌いな人でもできる運動習慣
運動に関する「小さな習慣」としては、普段の生活の中でちょっと意識することで運動嫌いな人でも取り入れられる、カロリーの消費を上げるための工夫が紹介されています。
このうち、立っていても、座っていても、寝ながらでもできる最強の運動として紹介されていた、「ドローイン」が私にはヒットでした。
「ドローイン」で検索すればたくさん動画が見つかりますが、お腹を凹ましたままキープするだけなので、とても簡単。
ジムでのマシンでトレーニングしたり、最近腹筋ローラーを買って、家でも腹筋をやっていたりするのですが、これに加えて「ドローイン」を取り入れてみたら、いつもと違う部分に張りを感じたので、効いているようです。
思い出すたびに行うようになりました。
小さなことからコツコツと!
ダイエット成功した頃の生活と大きく生活を変えたつもりもないのですが、ジムに通っても止まらないリバウンド。
スポーツクラブでの筋トレを増やしたりしているものの、ちっとも体重が減りません。
そんなところに、ネットで著者の石川さんの解説が書かれた記事がきっかけでこの本を知り、速攻で読んでみました。
紹介されているのは、どれも無理なく続けられる「小さな習慣」です。
「小さな習慣」ということで、即効性は薄いと思いますが、食べ順など、今まで他で学んで来たことも書かれていて納得度も高かったです。
食べる量が多いのだと思うので、まずは味覚をダウナー系にするのと、ドローインから取り入れて、継続したいと思います。