早起きのための5つの原則 ~『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』 by 古川武士

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定着できるかと思ったんですけどね。

今年の目標の一つは朝型生活への移行。

寝落ちが酷かったのを逆手に取って、一か月ほど前に一旦5時起きにトライしていました。

それがこの1週間はこんな状態。

残業やらイベントやらが続いたら、途端にガタガタと崩れて遅寝、朝寝坊の生活に逆戻り。

そんなタイミングで習慣化コンサルタントの古川武士さんが書かれた『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』を読みました。

この本で紹介されている早く起きるための5つの原則が、早起きを習慣化して朝型生活に移行するのに参考になりました。以下でご紹介します。

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早起きのための5つの原則

寝る時間に集中する

「早く寝れば早く起きられる」。

まずはここから始めると良いそうです。

先日のトライでも寝落ちした結果、早く目が覚めていたのに便乗して「早起き早寝」生活に移行しようとしていました。

これ自体はうまくいっていたのですが、問題は「早寝」を意識して習慣化しきれなかったこと。

寝落ちして勝手に早寝してしまっていた分には良かったんですが、帰宅が遅くなって寝るのが遅くなったりした結果、崩れてしまいました。

充分な睡眠を取る

睡眠不足が溜まるとどうしても起きる時間がずれてしまいます。

また睡眠不足の状態だと、日中のパフォーマンスが落ちてしまって残業やストレスの原因にもなります。

生活習慣の移行にあたっては、最初は睡眠時間の確保を意識すると良いそうです。

一度に1つの習慣を貫く

早起きしてブログを書こうとか、ランニングをしようとか考えていました。

これだと早起き以外に、ブログを書くことやランニングといった別の習慣をやろうとしていることになります。

これだとブログを書くのが気が重いとか、雨だから走れないといった理由で早起きまで挫折してしまいかねません。

まずは1つずつ習慣化していきましょう。

センターピンに狙いを定める

生活習慣全体を一気に変えようとするのではなく、キモとなる行動やルールである「センターピン」を守ることで、生活全体の悪循環を好転させることができるそう。

早起きのために寝る時間を守る。このためのセンターピンである自分の行動やルールを見極めて守ることを徹底すると良いそうです。

私の場合だと、退社時間がキーになると思います。何時までには会社を出るのかをルールとして決めたいと思います。

ボトルネックを想定する

センターピンに狙いを定めても、仕事がどうしても終わらなかったり、イベントがあったりと自分で定めたルールが守れないことがあります。

この本では、こういった挫折に導く要因を「ボトルネック」と呼んでいます。

ボトルネックへの対策としては、例外を想定しておくことや、3日以上続けないこと、ある程度習慣化できるまではボトルネックに対して「起きる時間」より「睡眠時間」を優先することが挙げられています。

とにかく、一度の挫折でくじけないこと、ズルズル続かないようにすることが大切ですね。

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少しずつでも朝型に移行しよう

朝型生活は目的ではなく手段です。

この本では早く起きるための技術だけでなく、朝型生活によって理想の生活習慣を手に入れるためのステップや、その過程で必要になる短時間で仕事を終わらせるための仕事術についても触れられています。

早起きによって時間に追われず、人生の主導権を自分が握る。

一つずつ実践して、そんな生活習慣を身に付けたいと思います。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。