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年末年始で年間の振り返りや目標を考えたいと思っています。
そんなタイミングで、ツナゲル・アカデミーでお世話になっている立花岳志さん・大塚彩子さんご夫妻主催の「クラウド版デッドライン仕事術 PDCA目標達成スキル 超実践セミナー in 東京」を受講してきました。
「夢」を「目標」として設定するために自己定義を書き換えるワークから始まって、レビューの際に具体的に利用するアプリの紹介まで、タイトルの通り超実践的なセミナーでした。
Evernoteにいろいろ記録したり、「Taskuma(たすくま)」を使ったり、私は行動の記録はかなり細かく録ってますし、レビューも日次、週次、月次と行っています。
週次のレビューに関しては、自分にプレッシャーをかける意味もあって、「週ログ」として公開もしています。
ただ、こういった定期的なレビューに今ひとつ有効性を実感できていません。
今回のセミナーを受講したのは、それを見直すきっかけになればいいなという目的がありました。そして、受講した結果、実際にいくつか「こうしよう」というポイントを得ることができました。
私なりに見直してみようと考えたポイントを以下でシェアしてみたいと思います。 書いてみると当たり前のことなんですが、私はできていませんでした。
定期的にレビューをやっている方、あなたはいかがですか?
定期レビューを効果的なものにするための3つのポイント
1.達成度を数値でみる
立てた目標や自分の理想と現実とのギャップを客観視しようという話がありました。
内容を聴いていて、私のレビューは、やったことの振り返りはしているけど、ギャップの把握が全然できていないなぁと再認識。
例えば、私は今年1年間で100冊本を読むという目標を持っています。
それに対して、読んだ本は記録していましたし、週ログを再開してからは、週次で公開の振り返りもしてました。
でも、現時点で100冊に対して何冊読んでいるかは、実は感覚でしか把握してませんでした。
目標に向かって今自分がどの位置にいるのか、目標達成のためにはどれくらいのペースで読まないといけないのかを、把握していなかったわけです。達成できるかどうかコントロールできないですよね。
ちなみに読書の記録は、メディアマーカーの記録を見ればすぐ調べられるようにしています。今さらながら確認したら、今年は現時点で66冊でした。
100冊は遠いなというのは感覚でわかっていました。半分以上、意識的に目をそらしていたんですね。
本当は、あとxx日でxx冊という数字を見て、達成するためには1日辺り何冊読まないといけないか、そのためには時間をどう確保しないといけないかを確認しないといけませんでした。
今となっては、1日3冊強のペースで読まないと達成できません。あとの祭りですね。今後は週次・月次のレビューで、達成状況を数値で確認して、振り返るようにしたいと思います。
2.「やること」「やめること」を決める
これまでの私のレビューは振り返りだけで、その後の行動にあまり繋がっていませんでした。
PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)だと、Check(振り返り)だけでその次のAction(修正)が不十分だってことです。基本の基本だと思うんですが、今さらながら気づきました。
最初の目的を思い出して適切でないことは「やめる」こと、目標と現実にギャップがあるなら補正するために「やること」、どちらの行動も明確にできていませんでした。
今までのレビューは、単なるログの整理にしかなっていなかったんですね。
さっそく週次・月次のレビュー項目に、「やること」「やめること」の洗い出しをすることにしました。
最近読んだ以下の記事に書かれていることも同じことですよね。今後は「積み減らす」ことも意識したいと思います。
TaskChuteで毎日1つ辞めることを習慣化すれば習慣が腐らなくなる | jMatsuzaki
3.すぐやる
目標を立てたり、見直したりしたら、とにかくすぐ動き出す。「やっていない状態」からすぐ抜け出す。
行動の修正ができていないこともあるんだと思いますが、最近の週ログは反省ばかり。 行動を伴っていませんでした。何か行動を決めて、動き出すことを意識したいと思います。
あとがき
今回のセミナーは色々学ぶことがあったんですが、特に自分のやっているレビューを見直す上ですぐに取り入れようと感じた点をご紹介しました。
単に記録を振り返るだけでは、何も変わりません。時間をかけてレビューをするんですから、変化に繋げたいですね。
今回、参加者全員が体験したワークに、「できない」「だめだ」と声を出した後と、「できる」「成功する」と声を出した後で、力の入り方が全然違うというものがありました。
私はできる! 頑張ります。
余談
「たすくま」で24時間の生活ログを録っているということで「変態」認定いただきました(笑)
まぁ、ここまで細かく記録を残すのは、記録眺めてニヤニヤできる人じゃないと無理なんで、仕方ないです(^^;