この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。
昨年は1年で67冊の本を読みました。
昨年に引き続き、今年もその中からオススメ本をご紹介したいと思います。
今年オススメするのは6冊。今年は小説・エッセイは1冊のみ。
それ以外は、2冊が考え方に影響を受けた本、3冊は日々のタスク管理について考え直すことに繋がった本です。
考え方に影響を受けた2冊
人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論
正直、なかなか書かれている通りに行動できていません。でも、感情をうまくコントロールできない時にこの本の内容をよく思い出します。考え方に大きな影響を受けた本です。今年は、ぜひ行動に繋げたいと思います。
関連記事: 「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論」[書評] | MasaLog
嫌われる勇気
昨年のベストセラー。
話題になっていたので、内容について把握しないまま手に取りました。そのタイミングが、ほんとにたまたま「はじめての選択理論」を読んだ直後。
2冊の本の内容がミックスされて、ものすごく響きました。
ただ、この本の中にも書かれていますが、行動として身につくまでにはなかなか長い道のりが待っていそうです。
なかなか、「他者の課題」と切り捨てられないでいます。こちらも行動に繋げていくのはこれからですね。アドラー心理学については近々もう一冊読む予定。ものすごく興味深い内容ですよ。
行動に影響を受けた3冊
2014年はタスク管理への関心が高かった1年でした。仕事とプライベートで行動をどう管理していこうか考える中で何冊かの本を読みました。その中でも実際に取り入れて継続している行動に繋がった本を3冊ご紹介します。
マニャーナの法則 明日できることを今日やるな
今日やるべき仕事をリスト化して、それ以外の仕事は後回しにする。そんな仕事術の効果と具体的な方法について書かれた本。
あなたのその仕事、本当に今、やらないといけない仕事ですか?
この本には会社での仕事の管理に影響を受けました。今は毎朝、今日やる仕事のリストを作ってから業務に取りかかってます。相変わらず飛び込み仕事は存在しますが、今日やる仕事を優先する意識は持てるようになりました。
この本オススメなんですが、既に中古でしか手に入らなくなってます。気になった方はお急ぎを。
なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか?
この本は、2014年にもっとも生活リズムに影響を与えたアプリ「Taskuma(たすくま)」のベースとなる考え方である、「タスクシュート時間術」の解説本です。
私は古くからこの仕事術の考え方を知っていたので、内容を理解していたつもりでした。でも、読んでみたらさらにすっきりと考え方を理解することができました。
「タスクシュート」や「Taskuma(たすくま)」はマニアな管理術と思われがちな面があります。でも、この本を読んでいただけると、その良さが理解していただけると思います。
関連記事: 「Taskuma(たすくま)」私の使い方 ー (1)タスク管理 | MasaLog
クラウド版デッドライン仕事術
先日お話しを聴かせていただいた吉越さんと、いつもお世話になっている立花さんの共著です。
吉越さんの考えをベースにして、立花さんが実践しておられる仕事術が紹介されています。具体的な帳票やアプリの紹介を交えて書かれていて、ものすごく参考になります。この本には、この年末年始の長期・中期計画を考えるのに非常にお世話になりました。
関連記事:デッドラインを設け、ちゃんと行動を起こすーツナゲルアカデミー 第3講
読み始めたら止まらなかったこの1冊
最後は行動や考え方に影響を受けたという点では外れます。でも、ものすごく面白かったので、ぜひご紹介したい1冊。やるべき作業をほったらかして読んでたという意味では行動に影響を受けたとは言えるかも(笑)
オービタル・クラウド
私はSF小説が大好きなんですが、昨年はあまり読めませんでした。
でも、数少ない読んだ中で、この「オービタル・クラウド」は超おすすめ。SF小説好きならば、ぜひ読んでいただきたい1冊です。昨年も藤井太洋さんの別の小冊をオススメしましたが、外さないです。新刊が待ち遠しいです。
関連記事:藤井太洋 著「オービタル・クラウド」 – リアルな近未来を描く超オススメのSF長編 [書評] | MasaLog
まとめ
2014年は2013年と比較すると読んだ本の量は少なかったんですが、「当たり」の本が多かったです。内容が非常に濃いラインアップでした。
ご紹介した以外にも他にも良い本はたくさんあったんですが、迷った末「オービタル・クラウド」以外は普段の考え方や行動に影響を現在も受けている本を中心に選んでみました。
本当にオススメの本ばかり。ぜひ、機会があったら手に取ってみてください。