書かずに文章がうまくなるトレーニング by 山口拓朗 - 読まれる文章を書けるようになるための31の方法

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思わず読んでしまう文章を書けるようになりたいと思いませんか?

他の方のブログやFacebookでの投稿を読んでいて、いつも思わず読んでしまう文章を書かれる方が居ます。

私もそういう文章を書きたいなと思うんですが、なかなかうまく書けません。

何だか固いんですよね、私の文章。自分でも分かっていて、気にもしてるんですがこれがなかなか難しい。

なので、文章力の向上に関する本はつい手に取ってしまいます。今回ご紹介する「書かずに文章がうまくなるトレーニング」もそうして読み始めた本。やー、この本はとっても良かったです。

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読まれる文章を書けるようになるための方法が書かれた本

この本で書かれているのは、文章の書き方に関するテクニックの本ではありません。

何が読む人を揺さぶるのか、その根本にある考え方とそれを身につけるためのトレーニングを31個も紹介しています。

トレーニングの内容は大きく次の5つの目的で分けられています。

1. 文章が総合的に向上する

2. 分かりやすい文章を書く

3. 説得力のある文章を書く

4. 深みのある文章を書く

5. 興味を引く文章を書く

どれも参考になりますが、特に勉強になったのは最後の「興味を引く文章を書く」という部分。

「導入で読む人の感情を動かす」「カギ括弧で臨場感を伝える」など、8つの考え方が紹介されています。

それぞれ、具体的な文章の改善方法だけでなく、そういった文章を書けるようになるための日頃のトレーニング方法が書かれているので、とても分かりやすいです。

「あぁ、こういう書き方をすればいいんだ」「あの人の文章が面白いのは、これをやっているからなんだ」と思い当たる部分もあって、とても納得することができました。

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1つずつ身につけていきます

基本的な部分で既に意識していた考え方もありますが、「できてないな」と思う部分をたくさん知ることができました。

「表現の引き出しを増やす」など、ふだんからトレーニングしていないと、すぐには文章に繋げられない考え方がほとんど。でも確かに身に付ければ文章が変わると思います。

気になる部分から、トレーニングして身につけていこうと思います。

文章力を上げたいあなたにも、超おすすめの1冊です。ぜひ読んでみてください

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。