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図解化コンサルタントの池田千恵さんが書かれた『「ひとり時間」で、すべてがうまく回りだす!』を読みました。
この本では、自分の頭と心をひとりで冷静に整理するための「ひとり時間」の重要性、確保の方法、そしてその使い方について書かれています。
ひとりで過ごす時間をもっと大事にしたいのですが、早起きはなかなか習慣化できず、帰宅もあまり早くありません。なかなか「ひとり時間」を確保できていないというのが実状です。
池田さんは、朝4時起きの朝活に関する本も出されている早起きの達人でもあります。「ひとり時間」の確保方法について、特に興味を持って本書を読みました。
「ひとり時間」確保のための3つのポイント
本書を読んで、「ひとり時間」を確保するためのポイントと感じた点は次の3点です。
作業ブロックと、自分が使える時間の見える化
自分が自由に使える時間をしっかりと把握する。
そして、必要であれば他の作業をブロックして「ひとり時間」を意識的に確保する。
「この時間は…するぞ!」と決めて、自分のための時間は自分で確保することが大事ですね。
そのことが時間の使い方にメリハリを付けることにもなるのかなと思います。
ここのところ、時間の使い方がダラダラしてきているので、この本でも紹介されている、スケジュールで明示するなどの方法を取ってみようと思います。
予定と実績の管理
予定を立てるだけではなく、実際にはどうなったかを管理して、計画に無理が無かったかを振り返る。
私の場合「ひとり時間」には日次や週次のレビューといった時間があたるのですが、なかなか時間を確保できていません。
確保できていないのであれば、見通しが甘かったのですから見直しをしないといけませんね。
「早寝早起き」でなく「早起き早寝」
朝時間も有効活用したい。私にとって、長年の課題が「早起き」です。
この本では「早起き早寝」を心がけてみることが提唱されています。
夜更かししても、翌朝は思い切って早く起きてしまう。時差ぼけを治すのと同じ考え方だと、この本では紹介されています。ちょっとトライしてみますか。
寝不足でも朝すんなり起きるためには、朝やることをあらかじめ準備して「仕組み作り」をしておくことも紹介されています。
朝、二度寝せずに起きられるかが鍵なんですよね。この本を再度トライするきっかけにしてみます。
「ひとり時間」確保に「たすくま」をもっと有効に利用しよう
私は「たすくま」というタスク管理アプリを愛用しています。
「たすくま」については下記の記事とその関連記事を読んでみてください。
上記のポイントのうち、見える化や予実管理は「たすくま」を使っていれば、できているはずなのにと読みながら感じていました。
実際、日々の作業一覧を管理してますし、作業ごとにポチポチと実績の記録も行っています。
ただ、最近はライフログを記録するためだけにしか活用できてませんでした。
一応、週次で実績を眺めるくらいはしています。でも、その日の時間配分の確認や、実績をみて予定を組み直すといったことはできていませんでした。
面倒なツールを折角、習慣化して利用できているのだから、もっと活用しないといかんですね。
早起きと合わせて、見直しの良いきっかけになりました。
まとめ
この本で紹介されている「ひとり時間」は、自分を冷静に客観視する時間として紹介されています。
一時の感情に流されないよう、今どういう状況にあるのか、何をしたいのかを整理する時間として、「ひとり時間」を確保してみませんか。