自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー #nsl21

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講師のお二人

立花岳志さんと、立花さんの奥様でセラピストである大塚彩子さんの初のコラボセミナーに参加してきました。

今回は人の心、特に「自己否定コア・ビリーフ」という自分に対する否定的な思い込みがテーマでした。

実は今回のセミナーは最初参加するつもりがありませんでした。
ただ、年末年始にこれまでの振り返りとこれからのことを考えたりしていく中で、「どうせ自分は駄目だ」とか「自分には無理だろうな」とネガティブに考えてしまう自分を、何とかしたいと感じるようなりました。今回は定員を絞ったセミナーだったのもあり、その時点で既に満席になっていましたが、キャンセル待ちで何とか参加させていただくことができました。

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「自己否定コア・ビリーフ」とは

「ビリーフ」は無意識レベルに入ってしまった「思い込み」「信じ込み」「考え」。
それに基づいて人に行動をさせたり、その逆に行動をさせない「思考のプログラム」です。ただ、これはインストールされたものであって、ソフトウェアと同じようにアンインストールできるといいます。

今回は「ビリーフ」のうち、否定的な自己を定義した「自己否定コア・ビリーフ」をターゲットとしています。ネガティブな観点で「私は○○な存在だ」「私は○○される」「私は○○してもらえない」と考えてしまう思い込みです。
「自己否定コア・ビリーフ」を抱えている限り、成功体験や習慣化の積み重ねで自己信頼を高めても、「どうせ、できない」「非難されるに決まっている」「認めてもらえるはずがない」という思い込みが、自分のブレーキになってしまうのです。

9つの「自己否定コア・ビリーフ」

「自己否定コア・ビリーフ」は子どもの頃に幼い解釈による誤解でインストールされた思い込みです。 セミナーでは「三つ子の誤解」と名付けられていました。

「○○なんてできないでしょ」「○○する子なんか知らないよ」「○○したってうまくいかないでしょ」と言われたことが無意識下で傷となって、「○○しても失敗してしまうだろう」「○○したら愛してもらえない」「○○しても失敗してしまう」と思い込んでしまうのです。

こういった「自己否定コア・ビリーフ」には次の9種類があるそうです。

  1. 欠陥・恥ビリーフ (自分は生まれつき欠陥がある、恥ずべき駄目な存在だ)
  2. 不信ビリーフ (自分はひどい目にあわされるだろう)
  3. 見捨てられビリーフ (自分は見捨てられるだろう)
  4. 愛情失望ビリーフ (自分に愛情や保護、理解は与えられないだろう)
  5. 孤立ビリーフ (自分は人とは違う、仲間はずれで孤独だ)
  6. 依存ビリーフ (自分は無力なので人に頼らないといけない)
  7. 失敗ビリーフ (自分は失敗するだろう)
  8. 罰ビリーフ (自分は罰を受けるだろう)
  9. 癒着ビリーフ (この人=自分 であり世界)

ワークとグループシェア

いつもの立花さんのNSLセミナーと同様に、今回のセミナーでもワークをいくつか行いました。 終わった後は、グループでその感想をシェアします。

ネガティブ感情を手放す

1つ目のワークはネガティブな感情を紙ボールに移して手放すワーク。
ネガティブなビリーフである「自己否定コア・ビリーフ」を手放す準備運動ですね。 紙ボールの形として認識するのが良いのか、嫌な感情と自分を切り離せたような感覚がありました。

嫌な感情を手放すワーク

ビリーフ・チェックシート

自分がどの「自己否定コア・ビリーフ」を持っているのかをチェックしました。
話を聞いている段階では、自分にどのコア・ビリーフがあるのか正直わかりませんでしたが、チェックしてみると、私は「依存ビリーフ」、「罰ビリーフ」が強いようです。依存ビリーフ(自分は無力なので人に頼らないといけない)が強いのに、孤立ビリーフ(自分は人とは違う、仲間はずれで孤独だ)も、そこそこ強かったり、、面倒な人間ですね、私は。

ビリーフ・チェックシート

ビリーフを手放す

各ビリーフに関するフレーズ(私は役立たずだ 等)を半瞑想の状態で聞き、ピッタリくるフレーズを最初のワークと同じ要領で自分からアンインストール切り離して捨てるワークです。切り離した後は、自分を承認する新しいフレーズを逆の要領でインストールしました。

「自己否定コア・ビリーフ」は、自分が長年まとっている鎧なので、そんなに簡単に脱げる訳ではないようです。私も今回のワークでは、何かをアンインストールした感触はありますが、すっきり何かが心の中から無くなったとまではいきませんでした。

ただ、自分の中の鎧の存在が知れただけでも良かったと思います。ワークの内容を自分でもう一回やってみるなど、じっくり向き合って見たいと思います。

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まとめ

「どうせ失敗してしまうだろう」とか「誰にも認めてもらえないだろう」、「どうせ助けてもらえないだろう」と考えているあなた、それはあなたにインストールされたビリーフではありませんか?

心当たりのある方は、第2回の開催も検討されているようなので、本セミナーを受けてみることをオススメします。

今回お世話になった大塚彩子さんによるビリーフ関連のセミナーやコースは以下で紹介されています。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。