多動力 by 堀江貴文 ~ 新しいことに次々取り組むためのポイント

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堀江貴文(ホリエモン)さんの「多動力」を読みました。

この本の冒頭ではホリエモンのある1週間の行動が書かれています。

それを読むと、1週間の間に国内どころか海外にも日単位で移動して、1日に異なる何件もの案件をこなし、夜には会食をするという私から見ると超多忙な生活を送っている様子が分かります。

このように多くのプロジェクトに関わって、次から次に新しいことに取り組んでいくのに重要な能力が「多動力」です。

この本を読むと、このような力を身に付けるために必要となるポイントを知ることができます。

31節からなる本ですが、そこに書かれている内容を私なりにまとめると、以下の3点に集約されます。

  1. まずはやってみる
    悩んでいる時間がもったいないので、分からなければ恥と思わずにさっさと詳しい人に聞く。まずは色々なことを飽きるほど詳しくなるまでやる。飽きたらさっさと次に移って、自分の肩書きを増やす。
  2. 自分がやらなくて良いことはやらない
    例えば経費精算のような何も産み出さない作業は外注できないかを考える。自分ではなく人に働いてもらう仕組みを考える。
  3. 時間を無駄にする要素を極力減らす
    会議中でもスマホで仕事をする。時間を束縛する電話をかけてくる人間とは仕事をしないといった、実際に自分がやると怒られて余計に時間を無駄にするだろうなという行動も書かれていましたが。

2点目と3点目は「自分の生産性を上げる」ということに繋がります。これは先日読んだ、ちきりんさんの本にも繋がる内容。ホリエモンの本の方に『「自分の時間」を取り戻そう』という同じ名前の章があったので、意識されているのかもしれません。

先日学んだ「ウェルスダイナミクス」で考えると、おそらく私とはまったく違うタイプ(ダイナモじゃないかな)。そのまま真似しても私ではうまくいかないでしょう。

ただ、自分の興味を持ったことにはまず手を出してみる。そのためには無駄なことをやってる時間は無い。この本から伝わるそのメッセージにはすごく刺激を受けました。

自分の時間を大事にして、生産性を上げていくことをもっと意識するということを学べる本でした。

この本では、節の最後に必ず「やってみよう!JUST DO IT」というチェックリストが挙げられています。

まずはこのリストの項目をもう一度おさらいして実践してみます。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。