「仕事イヤイヤ病」に対する考え方 ー「ツナゲルアカデミー 第4講」

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小倉広さん

毎日、仕事イヤイヤ病と付き合ってます。

どうもメンタルの耐性はそこそこあるようです。幸い自覚できる心身の不調にはまだ繋がってはいません。

ただ、何かとストレスを感じやすい人間のようです。分かってはいるつもりなんですが、何かと悪い方に受けとめてしまって辛く感じています。かといって、仕事辞めちゃおうとも思えない。我ながら、結構めんどくさいなぁと思います。逃げ出したいのに、逃げ出せない。

ライトニング・トークに挑戦した、先日の「ツナゲルアカデミー 第4講」。
こんな気持ちを抱えて参加しましたが、どう考えていけば良いのか、そのヒントがもらえた気がします。以下で紹介します。

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今回のテーマは「考え方の転換」

今回のアカデミー、ゲスト講師は先日ご紹介したアルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」を書かれた小倉広さん。

アドラー心理学は昨年学んで以来、考え方に影響を受けています。今回、本の内容をさらに掘り下げて説明していただきました。ツナゲルアカデミーは毎回著者の方に直接説明いただけるのがとてもありがたいです。

小倉さんの前に講演いただいた、立花さん、奥様の彩さんによるお話の内容も凄く響きました。
今回は全体として、自分のものごとに対する考え方を理解して、どう変えていけばいいのか、「考え方の転換」がテーマだなと感じました。

それぞれの中で行ったグループディスカッションが効果的でした。自分が受け止めたことを言葉に出してみたのが良かったと思います。同じグループの方には、愚痴に近い内容をお聴きいただくことになりました。ありがとうございました。

今回お話を聞いたことで、「仕事イヤイヤ病」に対してどう向き合っていくか、少しだけヒントが見えた気がします。

「仕事イヤイヤ病」と向き合う

心の動きを「俯瞰」する

立花さんのお話の中で「下りのエスカレーター」というキーワードが出てきました。
心屋仁之助さんの本に出てきたということだったと思います。

立ち止まると下がっていく恐怖感。下がらないように仕方なく毎日ステップを踏んでいる感覚が、しっくりきました。

それに対して、最近立花さんが経験された「大転換」。破滅サイクルから成長・安心サイクルに心の持ちようを転換されました。

参考: 大いなる気づき:崖を登るときには上を向こう 下を向いて登ることはできない | No Second Life

キーワードは「俯瞰」。自分を客観視して、思考と意識を分離すること。

その後の彩さんのお話でも同様のお話が出てきました。

仕事が嫌という思考や感情を「あるわー」と、ただ感じること。
まずはそこからかなと思いました。

今は何で嫌だと感じるんだろういうのが、自分で説明できません。
気の持ちようと言われそうなところですが、そう言われてもどうにもできない自分が居ます。何かマイナスのビリーフを抱えているのかもしれません。

参考:自分にOKを出して前に進む!心を解放するビリーフ・セオリー セミナー #nsl21 | MasaLog

1年前にビリーフについて学んでから、まだ大きな心の改善に繋がってないです。
まず、立花さんが「大転換」に至るためにやってこられたことを参考にしてみたいと思います。

アドラーや選択理論など、本での理解は少しできています。やはり専門家の方に相談してみることも必要かな。

課題を分離する

今回のアカデミーの中でもう一つ刺さったのが、小倉さんの講演の中で出てきた内容。

アドラー心理学で「課題の分離」とされていることです。

人から指摘されると、なぜかもの凄くストレス感じます。ぜんぶ自分の課題と受け取っているんじゃないかなと最近考えるようになりました。

ここを変えるのはすぐには難しいのかもしれません。「認知論」としてご紹介いただいた仕事に対する「認知」の問題もあるような気がします。

まずは、すべて1つ1つ、誰の課題なのかを意識してみることから少しずつ変えていこうと思います。

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あとがき

仕事に対して抱えている課題に絞りましたが、小倉さんのお話は子育てのこと、対人関係のことと、日々のことを再度振り返るきっかけになりました。

自分を完全に変えるのは長くかかりますが、10%変わるだけでも印象はかなり違うはずという言葉に勇気づけられました。

何も意識しないと何も変わらないはず。少しずつ変えていければなと思います。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。