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「大損したらどうしよう」と、株式投資に手を出すのは怖いと感じている方に、その仕組みを教えてくれる本を読みました。
会社の仕組みで毎月給料天引きにしている財形貯蓄があります。
少額ながら長期間、毎月強制的に貯めてきたのでそれなりの額にはなっています。ただ、貯めたは良いものの、運用等をするでもなくそのままにしていました。
これではもったいないなということで、最近お友達の石澤さんに教えていただいたりして、株を始めるための準備中です。
▲石澤さんのブログ記事
そんな中で読んだのが「臆病者のための株入門」という本です。
投資の世界を知るための入門書
この本はタイトルに「株入門」とありますが、株の買い方とか、銘柄の選び方というような意味での入門書ではありません。
株式投資を取り巻く世界はどういう人達が、どういう考えで動いているのかを教えてくれる、私達が何も分からず「なんとなく怖い」と思っている投資の世界のカラクリを教えてくれる入門書になっています。
日々変動している株価はどうやって決まっているのか。投資をしている人達はどういう判断で株を買ったり、売ったりしているのか。
そういった株式投資の世界の仕組みが学べるのがこの本です。
実際に証券会社で株を買いたい場合は、必要な知識を別の方法で身に付ける必要があると思います。ただ証券会社の人の勧めるがままに株を買う前に読んでおくと良い本だと思います。
実際に株式投資を始める場合に読むと良い本については、石澤さんのこの記事が参考になります。
まとめ
いきなり「株式投資はギャンブルである」とか、かつてのホリエモン騒動で行われていたことの解説から始まるこの本。楽しく読むことができました。
専門用語の意味やその数値が意味することが解説されていたり、リスクの取り方に応じた株式投資への取り組み方として、「手堅く投資をするならインデックス投資」といったことが紹介されていたり、単行本で薄めの本ながら内容の濃い本でした。
図書館で借りたんですが、基礎知識が詰まった本なので読み返すのに購入しても良いかなと感じる一冊でした。
株式投資に興味のある方、ぜひ読んでみてください。
ちなみにこの本はKindle版のセールで安く読むことができた漫画「インベスターZ」で知りました。
株に限らず、投資やの保険など「お金」のことについて学べて凄い面白い内容です。こちらも機会があれば、ぜひ読んでみてください。私は途中までセールで読んでまんまとハマり、それ以降も定価で買って読んでます 笑。