図書館の蔵書検索、予約、読書記録に使えるアプリとサービス ~ 250冊借りた私の活用術

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きちんと図書館で借りた本の記録を残しているのはこの5,6年ですが、今確認したらその期間だけでちょうど250冊の本を借りていました。年間に読む本の半分以上は図書館で借りていることになります。

以前に記事にも書きましたが、本を買わなくて済むので経済的にも保管スペース的にも助かるのと、返却期限があるのが「読まなきゃ」という読書習慣を維持するのに役立っているのが、図書館をお薦めする理由です。

私が図書館を利用するのに使っているアプリやサービスについては、これまでも記事を書いてきましたが、本を見つけるところから、読んだ後までの一連の流れをまとめていませんでした。

今回は過去記事のまとめも兼ねて、私がどのように図書館を利用しているのかをご紹介します。

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私の図書館活用方法

図書館の利用登録

図書館を利用するための大前提として、本を借りるための利用者登録が必要なので最初はそちらから。

本を借りることができるのは、自宅近くの図書館だけではありません。

多くの場合、職場のある自治体の図書館からも本を借りることができます。その周りの自治体の図書館が利用可能な場合もあります。

例えば、墨田区だと墨田区に在住・在勤・在学している方以外に、隣接する自治体(中央区・台東区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区)に住んでいる人も本を借りるための登録を行うことができます。

また、利用可能な図書館がある場所を確認してみましょう。多くの自治体には複数の図書館がありますし、公民館や地区センターなどに小規模な分館が設置されていることもあります。

私が利用している範囲では、こうした近くの図書館に予約した本を回送してもらって受け取ることが可能です。

こうした利用方法のためには、本を借りるための利用者登録の他にインターネットサービスの利用登録が必要です。

詳しくは利用したい図書館のサイトを確認するか、図書館に行って図書館の職員の方に聞いてみてください。

まずは、以下のサイトで自分が利用したい図書館を見つけてみましょう。

Amazonで検索して図書館に予約

私の読みたい本を探す方法については、以下の記事に書きました。

書店や図書館の棚にならんでいる実物の本を見て手に取ることはありますが、私の場合はブログやFacebookなどで紹介していただいた本を読むことがほとんどです。

面白そうな本を見つけたら、まずはAmazonで検索します。この時に自分が利用登録をしている図書館に蔵書があるかどうかを調べます。

すぐ読みたい本や手元に持っていたい本はこの時に購入しちゃいますが、蔵書があって急ぎでなければここで図書館に予約します。利用する図書館の予約画面に直行できるので、とても便利です。

予約状況と借りている本の管理

読みたい本を図書館で検索しても、特に新刊の場合は蔵書になかったり、あったとしても予約者が多くていつ読めるか分からない状態なことが多々あります。

そんな時は、いったんAmazonの「ほしい物リスト」か、iPhoneアプリの「図書館日和」に登録して、思い出したときに蔵書をチェックしています。

「ほしい物リスト」と「図書館日和」のどちらに入れるかはあまり厳密に決めていません。その時に登録が楽な方に入れているので、同じ本が被ったりもしています。

どちらかに入れておくと、蔵書の状況を確認できるのでたまにチェックして蔵書に加わったら予約していきます。いつまでも蔵書に加わらなくてそれでも読みたければ、その時点で購入することもたまにあります。

あと、一気に予約すると一気に本が届いて読み切れなくなるので、予約の状況を見ながらいったん保留という形でこれらのリストに入れたりもします。

読んだらMediaMarkerに記録

図書館で借りた本の利点は保管しておくスペースが要らないということですが、逆に言うと後で再度読みたくなったときにすぐ読めないこと。

なので、図書館から借りて読んだ本については、できるだけ情報を残しておくようにしています。

買った本を含めて読んだ本については「MediaMarker」というサービスに情報を登録しています。さらに登録した内容は連携しているEvernoteに保管されます。

この時できたノートに色々な情報を登録します。その内容については以下の記事に書きました。

この記事を書いた頃は、マインドマップは書いたり書かなかったりだったんですが、最近「マインドマップ・リーディング」を学んだので、特に図書館で借りて手元からなくなってしまう本については描くようにしています。

読みにくい翻訳書なんかの場合はマインドマップではなく、レゾナンスリーディングで読んでレゾナンスマップを保管することもあります。

ここまでやっておくと、手元になくなって読んだかどうか自信がなくなった本でもEvernoteを検索すれば、少なくとも目次は確認できるので、だいたいの場合本の内容を思い出すことができます。

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まとめ

図書館にはほぼ毎週舞う、本を返して新たな本を受け取るために通っています。

だいたい返却期限ギリギリまで読んで閉館時間間際に行くので、一部の職員さんには顔を覚えられちゃったようです。返却手続きをした後、新しく届いている本を確認してもらうために利用者証を出す前に後ろで既に届いた本を用意いただいていることが何度か 笑。

こうして定期的に図書館に通うのが読書が習慣として定着した一つの理由にもなっていると感じています。

それが証拠に買った本は読む余裕があっても、一向に積ん読が減らないので 汗。

あなたの読書習慣の中にも図書館を取り入れてみませんか。買わなくて良いとなると、読んでみようと思う本の幅もきっと広がると思います。ぜひ活用してみてください。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。