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美崎栄一郎さんの「Facebookバカ 友達を365日たのしませる男の活用術」を読みました。美崎さんは、サラリーマンでありながら、多くの著書を書かれてきたスーパーサラリーマン。現在はコンサルタントとして活動されています。私と同い年。凄いと思います。
本書ではそんな美崎さんが、ご自身のFacebook活用方法と数々の技を紹介されています。 以下、Amazonからの抜粋。
フェイスブックの機能や使い方を 解説した本は数多くあれど、 登録したはいいけれど
「いったい何を書けばいいのだろう…」
という多くのユーザーの根本的な悩みを解決する本はあまりありません。
この悩みを著者の実際の活用事例を完全公開しながら解決していくのが本書。
Facebookをどのように使うといいのか、どういうことを書くといいのか、たくさんの人と繋がった場合その中から興味のある情報に絞り込むためにはどうすればいいのか。こういったことを、美崎さんご自身の事例で紹介されているので、Facebookが今ひとつ楽しめていない人は一読してみると良いと思います。2年前の本なので、Facebookのインタフェースが結構変わっていますが、基本は同じです。
この本、美崎さんのFacebookページに一部抜粋が公開されています。本書には全文公開とされているのですが、探し方が悪いのかそちらは見つけられませんでした。
私がFacebookで気をつけていること
2008年からなので、私も割と初期からFacebookを利用しています。
(最初の2,3年はいくら探しても知り合いが居なくて、ほぼ休眠状態でしたが。)
この本で美崎さんが紹介されているのと同じように使っている部分も、少し違う部分もありました。そういった部分を含め、ごくふつうの会社員である私がFacebookを利用する上で気をつけていることをご紹介してみたいと思います。
会ったことの無い人とは友達にならない
上記のFacebookページからの引用で、少し表現が変更になっていますが、本書の中で、美崎さんは友達と繋がるポリシーについて、以下のように書かれています。
使い方は、人それぞれだと思いますが、私の使い方は、リアルの人間関係をサポートするのがフェイスブックです。 お会いした人、そしてこれからお会いするであろう人、会いたいと思っている人と友達申請をして繋がっていくようにしています。
これが基本方針です。
会いたい人に会う前に、最近その人がやっていること、興味のあることを知ることができます。
via: リアルを補完するのが、フェイスブック
私の場合、Facebook上で友達になるのは、基本的に一度でもお目にかかったことのある方に絞っています。 Facebookには、日頃かなり個人的なことも書いています。誰彼構わず個人情報を晒さないための自分の中の基準です。Twitterにもある程度、私のことは流していますし、まずはそちらからお願いしますというスタンスです。
美崎さんのように、自分からまだお会いしていない方に友達申請をすることは、まずありません。 私と同様の基準の方は他にも多いと思うので、申請された方も困るかなと思ってしまいます。実名だけに友達申請いただくと、断りづらいですよね。
ただ、私の基準は見ず知らずの方をフィルタリングするためのものです。著作やブログ等で良く存じ上げている方から申請いただいたら断らないです。経験無いですけどね(^^;
あと、直接は関係ありませんが、友達申請した際のメッセージは、きちんと出さないといけないなと思いました。美崎さんは徹底されているそうですが、私はイベントの後など、たくさんの方に申請させていただく際に疎かになっていました。良くないですね。反省。
友達一覧を公開しない
美崎さんは友達の人数が増えたのでやめたそうですが、私は友達リストの公開先を「自分のみ」に変更しています。私は自社の社員以外にも、以前お付き合いさせていただいていた会社の方などとも繋がっています。そういった方の名簿をお互いに公開していると、業務関係がわかる方には分かってしまいまうのでちょっと良くないかなと、考えています。共通の友達に関しては、その設定でも別途表示が出ますしね。
公開先の変更方法ですが、奥深くのメニューに潜る必要があります。
左のサイドバーから「友達」のところにカーソルを当てると右に「もっと見る」というメニューが現れます。それをクリックすると、友達リストの一覧が出るので、右上の「全ての友達を見る」をクリック。
そうすると、ようやく友達全員の一覧が出るので下の画像のメニューを選択。
プライバシー設定の画面に行き着くので、友達リストの設定を変更することができます。
投稿先をコントロールする
本書では必要な情報を追うためのチャンネルとして、リスト機能を紹介しています。タイムラインに表示しきれない投稿もグループだと時系列に全て表示されるので、親しい友達のリストを作っておくと良いです。
私はこれに加えて、投稿先としてもリストを利用しています。
私は結構なんでもFacebookに投稿していて、セミナーや自己啓発書も結構読んで、それを公開したりもしています。そして、それを見て色々言われたくないなとか、必要以上にプライベートを晒したくないなとか思う相手も居ます。そこで、そういった投稿については、会社の人や、ネガティブなことを言いそうないわゆるドリームキラーの方を外した「共有」という別のリストを作って、そちらを投稿先にしています。ブログの更新報告もそちらのリスト宛ですね。
「友達」に投稿しているのは、どこか行ったとか、ちょっとした日々のことだけだったりします。誰からでも見られる「公開」には全く投稿していません。そんな内容を投稿したければ、別途Twitterに投稿します。
まとめ
今回は美崎さんの本を読んだことをきっかけにあらためて考えた、私がふだんFacebookを利用する際に気をつけていることをご紹介しました。
@masa_hicoとして匿名で利用しているTwitterと違い、Facebookは実名で「私」として投稿しています。
そのため、誰と繋がるか、誰と繋がっているか、誰に発信するかについては、取扱いを気をつけないといけないと思います。
今回の本、新しい技も知ることができました。今後は、そういったものも活用して、もっとFacebookを楽しみたいと思います。