この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
この夏休みは旅行の予定も無く、外出の計画すら立てていなかったんですが、それもあんまりなのでお出かけすることにしました。
長男に行き先の希望を聞いたところ、「アスレチックに行きたい」とインドア派だと思っていた彼から珍しい発言が。それならばと彼に行き先を探してもらい、千葉にある「樹の上の冒険王国ターザニア」に行ってきました。
「樹の上の冒険王国ターザニア」とは
ターザニアは千葉県長生郡にあるリゾート施設「リソル生命の森」の中にあります。
東京都の東端の我が家からは車で1時間半かからなかったので、意外と近くにある印象です。
行く前には気にしていませんでしたが、ここは単なるフィールド・アスレチックではありません。専用のハーネス(安全器具)を装着して、樹と樹の間を移動して行くのが特徴の森林冒険施設です。
まずはネットでコースを予約
ターザニアは予約制です。
まずはこちらからネット予約を行いましょう。
コースにはアクティビティの構造の違いでアドベンチャーコースとキャノピーコースの2つのコースに分かれています。他にハーネスにぶら下がって445mを滑り下りるロングジップスライドも選択することができます。
予約には条件があり、小学生以上であることとキャノピーコースは身長が110㎝以上、アドベンチャーコースとロングジップスライドは身長が140㎝以上あることが必要です。
我が家は次男くんの身長が足りないのでキャノピーコースを選択しました。公式サイトを見ると難易度はアドベンチャーコースと大きく違わないそうですが、アクティビティの数が少なくなっています。料金もキャノピーコースの方が安いです。
当日はまず受付から
予約当日は時間の30分前までに受付を済ませる必要があります。我が家はそれよりも少し早めに到着しました。
無料の駐車場に車を置いて、まずは総合案内所のある「日本メディカルトレーニングセンター」へ。
初めて来ましたが「リソル生命の森」は宿泊施設の他、テニスコートや体育館、室内プールといったスポーツ施設に併設されています。合宿中の学生さんをたくさん見かけました。
▲陸上トラックもありました。
▲施設の中心にある「日本メディカルトレーニングセンター」。
▲エントランスを入ってすぐに、ターザニアの総合案内があります。ここで最初の受付とターザニアの設備の説明を受けましょう。料金の支払いはここでは不要です。
ただ別料金(中学生以上1000円 4歳以上の子ども 500円)になりますが、奥のフロントでここの2階にある大浴場(長柄カルナの湯)の利用申込みを、この時にしておくと良いです。
申込み時点で鍵付きのロッカーを使えるようになるので、着替えなどの荷物を預けることができます。
▲男性用のロッカールーム。奥に大浴場があります。
貴重品ロッカーはここから移動した「ターザニア」にもありますが、そちらのロッカーはそれほど大きくありません。
汗だくドロドロで後で絶対お風呂に入りたくなります。笑
「ターザニア」へ移動
受付をした「日本メディカルトレーニングセンター」から「ターザニア」の施設までは、徒歩で7〜8分の距離があります。
▲トンネルを抜けて森の中へ
▲別の建物の脇を抜けて遊歩道を越えて行くと…
▲「ターザニア」のゲートがありました。
プレイまでの準備
到着したらまずは申込み手続きから。
確認書(何かあった時は自己責任ですってやつです)を記入して、費用の支払いを行います。
ちなみにJAF会員であれば、会員証を提示すると1人100円の割引です。
今回、申込み時間より30分ほど早く来たのですが、余裕があったので、30分早めて開始することができました。
▲まずはハーネス(安全器具)の装着からです。
▲小学生はヘルメットを被せてもらいます。
▲係員さんにハーネスを装着してもらいました。
▲スタート前にまずはハーネスの使い方の説明と練習があります。コースに沿って設置されているロープにハーネスの金具を通します。
キャノピーコースの場合は1つのブロック中は、このロープに常に繋がった状態になります。アドベンチャーコースは途中自分で繋ぎかえる場面があるようです。
▲ロープに繋がっていれば足を滑らせてもこの通り。落ちることはありません。
説明の後、この練習コースでハーネスの使い方を練習したらいよいよスタートです。
キャノピーコースの様子 (ネタバレ注意)
コースはサイトという単位でいくつかに分かれています。キャノピーコースは4サイト、アドベンチャーコースは6サイトから構成されています。
▲さっそくサイト1から開始します。
▲いきなり、こんなアクティビティからです。かなり揺れるし、高さもあります。長男くんはさっさと行ってしまいましたが、次男くんはかなり時間がかかりました。
1つのロープには1人しか乗ってはいけないので、怖くても助けには行けません。自分で頑張ってもらう必要があります。
後ろに順番待ちの渋滞ができましたが、後ろのご家族もそれなりに時間がかかっていたので良かったです。
1つのサイトの間は1本のガイドロープにハーネスを通しているので、お先にどうぞというわけにいかないんですよね。
▲足下も頭上のロープも非常に不安定
そして次男くんを心配していた私ですが、自分が高いところ苦手なのを思い出しました。笑
私も最初はかなり屁っ放り腰。子供の心配してる場合じゃなかった。
▲苦戦したのは足場が安定しないこのアクティビティ。次男くんは途中で諦めてハーネスにぶら下がって、リングをぶら下げているロープを伝ってクリアしました。
▲私が体力的に辛かったのはこちらのアクティビティ。網のロープは緩く張ってあるので、手も足も安定しなくて辛いです。
▲その他、こんなアクティビティが続きました。
▲各サイトの最後はハーネスのロープにぶら下がって下まで滑っていきます。
途中で背中向きになってしまい、何度も背中から着地。着地する地面はウッドチップで柔らかいので安全ですし、土ではないので払えばある程度落ちますが、雨で湿っていたのもあってドロドロになりました。
ちなみにキャノピーコースは高くても4〜5メートル位の高さだと思います。改めて写真を見るとさほどの高さではないアクティビティも多いですね。
一方、アドベンチャーコースはそこから見上げた位置を滑っているのも見えたので、さらに高い位置にアクティビティが設置されています。
スリル満点。楽しかったです
こういう施設は初めてだったので、インドア派の我が家にはどうだろうと思っていたのですがとても楽しめました。
実はこの日は小雨が降ったり止んだりの生憎の天気だったのですが、森の中ということもあってほとんど気にならなかったのも良かったです。大雨だと閉鎖になることもあるようなのですが、多少の雨なら大丈夫そうです。
長男くんはさすが中学生と言うべきか、あっさりクリア。最初は屁っ放り腰だった次男くんも最後は慣れて、サクサクとクリアしてました。
やってるうちに慣れるんですよね。私も気付いたら高さが気にならなくなってました。
ただ体力は結構使いました。汗だくになったので、この後のお風呂が気持ち良かったです。
見ているとアドベンチャーコースはさらに激しそうだったので、長男と一緒に申し込んだりしなくて良かった。笑
車だけでなく、JR外房線の誉田駅から無料送迎バスもあって都内からもアクセスが良い施設です。
休日の日帰りでのレジャーに最適だと思いますので、機会があれば是非行ってみてください。