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食べたものを振り返ることができるようにと、食事ログを記録としてEvernoteに残しています。
記録内容は食べたものの写真と、外食の場合は食べたお店の情報です。
記録の対象はランチと夕食。
朝食は時間的にバタバタしているのと、我が家では毎朝ほぼメニューが代わり映えしないので省略しています。
10月にこの記録に非常に便利に使っていたアプリのサポートが終了しました。さて、どうしようと困りましたが、最近ようやく「Taskuma(たすくま)」を使った新しいログの残し方が習慣化してきました。
残念ながら、これまでよりかなり面倒になってしまったのと「Taskuma(たすくま)」ユーザーの向けになりますが、今回はこの手順をご紹介したいと思います。
「Evernote Food」が便利だったのですが……
食事ログの記録に長らく使っていたアプリは「Evernote Food」。Evernote社の純正アプリです。
ライフログマニアな私ですが、毎食のことなので手間はできるだけ省きたいところ。
その点、「Evernote Food」は、写真を撮って登録するだけでEvernoteの登録まで勝手にやってくれたり、写真の時間を判断して「ランチ」や「夕食」といったタイトルを自動的に決めてくれたり、撮影場所のデータを元にお店のデータを拾えたりと、食事の記録を残すアプリとして、とても重宝していました。
ただ、9月末にサポートが終了。Evernoteにデータを登録できなくなってしまいました。サポート終了を知った時はショックでした。
「Taskuma(たすくま)」を使って、食事ログをEvernoteに残す方法
「たすくま」を利用することにした
10月からの食事の記録をどう残そうかと考えて、他の食事記録用アプリをいろいろ試してみました。
私が食事記録用のアプリに求めるのはEvernote Foodでできた以下の3つです。
- Evernoteと連携して、食事の写真をEvernoteのノートに登録できること
- Evernoteのノート名に「昼食」か「夕食」かを自動的に設定できること(手動で変更とか面倒なことはしたくない)
- 外食した際は食べたお店の情報も一緒に記録できること
この3つを写真の登録とお店の選択以外、ほぼ自動でできたEvernote Foodはやはり偉大でした。
で、試してみた結果Evernote Foodより手間はかかりますが、3つすべてが可能なのは「Taskuma(たすくま)」だけでした。
写真の登録などはしていませんでしたが、たすくま自体はこれまでも食事時間の記録に使ってたということもあります。多機能なので、写真や場所の情報も記録することもできます。
他の選択肢の中ではベストかなと判断して利用することにしました。
食事の際は時間の記録と写真撮影
食事を食べ始める際は、まず毎日のリピートタスクとして一覧に登録済みの食事タスク(「昼食」とか「夕食」)を開始します。
Evernoteに登録後に検索できるよう、この食事タスクには「食事」とか「昼食」といったタグを振っています。
次に食事の写真を撮ります。これはこれまでと同じです。一緒に食事する人に鬱陶しがられないようにほどほどに(自省)。
カメラはたすくまのタスク一覧画面で左下をタップすると一発で起動します。撮った写真は食事タスクに登録されるので楽です。
ただ、外食の際などはカメラのシャッター音が気になります。そこで私は食事タスクのチェックリストから静音カメラで有名な「OneCam」を起動できるようにしています。「OneCam」のURLスキームは画像にもある通り、「onecam-photoapplink:」です。
「OneCam」で写真を撮った場合は、タスク一覧画面で画面左下ダブルタップで表示されるメニューから「最新の写真を追加」を選択して写真を追加します。
また、外食時のお店の情報はメニューバーをダブルタップすると、チェックインメニューが表示されるのでそちらから行います。これによってタスクの記録にメモとしてお店の名前が残ります。「Evernote Food」の時はノートのタイトルにお店の名前が自動で入ったんですが、残念ながらこの機能はありません。
食事後にEvernoteに登録
食事を終えたら、その記録をEvernoteに登録します。
食事タスクの記録を開いて、投稿メニューから「Evernoteに送信」を選ぶだけです。
たすくまの設定画面で指定したEvernoteのノートブックに食事の記録だけのノートが作成されます。
この一連の作業もEvernote Foodの時は写真に登録しておけば指定したノートブックに勝手に登録してくれたんですが、手動でやらないといけない分が手間になります。
登録を忘れないように、食事後のタスクに「食事アップ」というリピートタスクを設定しています。
このタスクのおかげで忘れずに登録するようになりましたし、このタスクを実施していなければ未登録ということになるので、食事の直後に実行し忘れても後から忘れず登録することができています。
別アプリで他のノートブックに振り分け
ここまでの手順でEvernoteへの食事ログの登録は終わっています。
ただ、「たすくま」ではEvernoteに登録するノートブックは事前に設定した1つしか利用できません。1日単位のレポートをEvernoteに別途登録している場合、指定したノートブックに食事の記録と毎日のレポートが混ざってしまうことになります。
これを避けて食事の記録だけをチェックできるようにするため、私は定期的(毎週の週次レビューの時)に食事ログを専用のノートブックに振り分けています。
これも手動では面倒でとてもやっていられないので、アプリを利用しています。
使っているのは「AutoEver」。指定した条件のノートを他のノートブックに移動することができるアプリです。
詳細はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
「Evernote Food」が使えなくなって、どうしようかという感じでしたが、「たすくま」を使って同じような情報を残すことができるようになりました。
「Evernote Food」の時より手間はかかるようになりましたが、やり方が固まって習慣化できた後は苦にならなくなりました。
「たすくま」は食事ログのためだけに使うには、ちょっともったいないアプリ。万人におススメはしにくいですが、こういう方法もあるよということで参考にしてみてください。