読書をアウトプットにつなげる3つのポイントー「10分間リーディング」by 鹿田尚樹

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

読書

最近、このブログで本を紹介させていただく機会が増えています。

それなりに書いてきたんですが、毎回どう紹介しようか悩みます。書評、難しいです。

今回、本のキーポイントを整理してアウトプットとしてまとめる方法の1つとして、鹿田尚樹さんの「10分間リーディング」に書かれている内容が参考になりました。

本書では、タイトルにもある10分間で本を読む方法を中心に、鹿田さんの読書法が紹介されています。鹿田さんは書評をテーマにしたブログを主宰されています。今回は、鹿田さんがブログ記事に繋げるための本の読み方とアウトプット方法にフォーカスして読ませていただきました。

参考: 鹿田尚樹の「読むが価値」

以下では、私がヒントになったポイントとして3点ご紹介します。

スポンサーリンク

読書をアウトプットにつなげるための3つのポイント

「はじめに」と目次で概要を掴む

本の「はじめに」と目次を読めば、その本が書かれた目的と構成を知ることができます。

本を読むときは、まず「はじめに」と目次を、自分が本を読む目的をしっかり決めましょう。アウトプットとして、その本から何を掴みたいかを明確にしておくことが大事です。

第2のタイトルをつけてから読む

2つめのポイントは、これから読む本に「第2のタイトルをつける」こと。

その本を読む目的(ゴール)をタイトルにしてしまいましょう。そして、その内容を本の中から探すという読み方をすると、必要な情報を効率よく読み取ることに繋がります。

本書で書かれている「10分間リーディング」の肝はそこにあります。「Read」より「Serach」で自分の知りたいことを見つけ出すことで、すばやく本から内容を掴むコツです。複数知りたいことがあるのであれば、目的(ゴール)を変えてもう一度読んでみましょう。

この方法、「第2のタイトル」をブログ記事の仮タイトルにしてしまうというのが、ブログ記事にアウトプットしたいという私のニーズに合う気がします。

「第2のタイトル」をつけるコツとしては、「私が(       )ための(       )つのポイント」という形にすることが挙げられていました。

例えば、「私が(記録を習慣化する)ための(5つ)のポイント」というような形で、前半の()に目的や動作、後半の()に本から読み取った数を埋めるといいそうです。数字を含めるのは、ブログ記事のタイトルとしても目を惹いて良さそう。

ちなみに今回の記事のタイトルは素直にこの方法に従って付けてみました。

読んだ内容を簡単にまとめる

読んで学んだ内容は読書ノートにまとめましょう。

ブログとしてまとめるのであれば、「第2タイトル×PE」を整理すると良さそう。

これは、本を読むときにつけた「第2タイトル」、そのテーマに関して抜き出した「ポイント」(Point)、そして抜き出したポイントの付近にある「事例や比喩」(Episode)の3点。

著者の鹿田さんもブログ記事の元にしているということで、本を読んだときのメモとして良さそうです。

読書メモ

▲本書を読んだときに試してみた「読書メモ」。この記事の元にするのが目的なのでざっくりですが。

ブログ記事にする方法としては、ここで記録した本のポイントを「肉」、自分の意見を「パン」とし「ハンバーガー」形式が紹介されています。

最初の「パン」は、自分が本を読むときに感じた疑問や質問、目的。肉は「読書メモ」に抜き出したポイントや事例。そして、最後にもう一度「パン」である自分の意見として、本を読んだ感想質問に対する答えなどの結論。

なかなか「パン」の部分がうまく書けないのですが、できるだけ定型化して書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

あとがき

「10分間リーディング」は要はポイントを絞った流し読み。私の場合、読んでいる途中で気になったり、細かく読みたいポイントがどうしても出てしまい、なかなか10分とはいきませんでした。ただ、手法としてはアウトプットしたい、あるいは身につけたいポイントを明確にして、目的を持って読んでいくのに良いと思いました。

読んで良かった本はブログとしてアウトプットしたいのですが、なかなか整理して書けずにいます。ポイントを明確にして、アウトプットの質を上げていきたいと思います。

この記事を書いた人

阿部 雅彦 (まさ)

1971年 大阪市生まれ。現在は東京の下町に在住。
都内のメーカーで技術系スタッフとして働くサラリーマンブロガー。
高3と中2の二人の息子の父。
iPhoneアプリを駆使して毎日の行動を記録。人呼んで「変態ライフロガー」。